音楽の喜び フルートとともに

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留学生

2011-05-24 21:04:55 | 子ども

シャガは、射干、著莪とか書きます。日本のアヤメ(Iris Japonica)と言う名前ですが、原産は中国だそうです。種でなく3倍体で、細胞分裂で増える、地下茎で増えるそうなので、人が運んだ所からしか増えない?!
里山に自生しているように見えるのは全て初めに誰かが植えたせい。知らなかった。野花だと思っていました。

古本屋めぐりでたった一枚手に入れたのは、ゴールウェイのモーツアルトのフルートコンチェルト作品集。
1番2番と
ハープとフルートのためのコンチェルト。1990年録音で、写真のゴールウェイの頭も、まだ黒々しています。

土曜日に実家に帰ると、一人家族が増えていました。
オーストラリアからの留学生ギルバートくん。高校2年生。
姪の高校の、ホストファミリーが急に受け入れできなくなって困っているとの、告知を受け、7月半ばまで、空いている部屋がある両親の家に。

書類によると、中国系のオーストラリア人で、フルートとドラムを演奏し、音楽教師になるのが夢。
行ったら感じの練習中。ルーズリーフにびっしり書かれた漢字の中には、私でも書けない文字が、たとえば「痙攣」とか・・・。
日本語は、「音読みと訓読みがあって、難しい。」と言ってましたが、見事に使いこなしています。それにおしゃべり。

私の「フレンチコンポーザー」を見つけると、「吹いていいですか?」
「もちろん。」
シャミナーデのコンチェルティーノをザーッと吹いて、「これ、テストで吹きました。」粗いですが、なかなかの腕前。
「8月も日本にいるんだったら、フルートコンヴェンションってあるけど、行く?有名な人が世界中からくるよ。知ってる?」と聞いてみたら「フルートは、もう興味ないです。親に言われてやってて。」「フルートはゴールウェイしか知らない。」
と残念な答え。

どうも、試験の結果がよくなかったらしい。
「漢字は一年前から勉強しだしました。」
「じゃあ、日本語の先生になるのかな?」
「それか、日本で、英語の先生しようかな。」
まだまだ、悩める高校生です。





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