昨日はいいニュースが入ってきました。
ohshiさんの短編小説「おっぱい」が、京都恋物語 まちおこしノベルなび の小林泰三賞を受賞しました。
前回のレッスンの時に、原稿のコピーを読ませてもらっていたのですが、こんな経験は初めて。わくわくしますね。
ohshiさんも「小さな賞なんですよ。」と言いながら、うれしそう。
「踏み込んで、書かないとだめなんですよ。」
「題名と、テーマが一致していない気がして、でも、この題名がキャッチーになるのかな?と思ったりして。」と私。
「そうそう、ひっかかるのに、題名は大事だから。本当は他のも考えたんだけれど、それだとひっかけてもらえない。」
「ファンタジーとか、物語を作ろうと思って作ってもだめで、何か、腹立つこととかあって、そういうことは、そのまんま書けないんですよ。だから、ファンタジーにするんです。ハリーポッターなんか、なんか嫌なことがあったんだって思いますよ。」
「なるほど。ハリーは夢があるけれど、いじめや、教師からの虐待があったりして、わかる気がしますね。」
「今回のは、賞を取るために書いたんじゃなくて、当たり障りの無いことばっかり書いててもだめで、踏み込んで書いたんです。自分をさらすというか。」
「そうか、だから、恋愛小説の賞なのに、恋愛じゃないし、兄妹の話でしょ。」
「そうなんですよ。本当は猫が死んだ時の話なんですがね。」
小説も音楽も同じ。
自分の考えだけでは、だめだけれど、自分が無かったら書いたり、演奏したりする意味までなくなってしまう。
ohshlさん、本当におめでとうございます。
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