今日はいつもの子育てサロンで、クリスマスコンサートをしました。
いつもフルート一本なので、いろいろ考えます。
「きよしこの夜」を少し変奏して、メロディベルで、拍頭にカーンと鳴らしてもらいます。スタッフ4人は、普段は手遊びや、読み聞かせなどして、活躍していますが、楽器の演奏は始めてという人もいます。今日は飛び込みで社会福祉協議会さんも来てたので、「ちょうどよかった!入って、入って」とベルを持たされ、
8分の6の1拍目、3拍目に叩いて、2回目の変奏部分は6拍叩いてもらうつもりで楽譜を作っていきましたが…。
一時間の準備時間に、楽器を小学校から運び込み、会議机と椅子を片付けて、ブロックマットを敷いて壁面を飾って。
それから練習。1回叩いてもらいましたが、ちょっと難しそう。練習しようにも残念、間に合わない。
結局、1回目の伴奏を2回くりかえしてもらうことにしました。
結果は、スタッフとのチームワークの良さのせいか、少々間違いはありましたが、子ども達もお母さん達もゆったりと聞いてくれました。
他には、ヘンデルの「シバの女王の入場」と「星に願いを」を無伴奏ソロで。
大勢いるのに、静かに聞いてくれました。子ども達はとってもわかりやすい。
シバの時はビックリして、星に願いをの時は身体を緩めて聞いてくれているのがわかります。
最後には、用意してきた鳴り物、タンバリンや、鈴、ウッドブロック、カホン、ギロ、太鼓、子ども達全員にいきわたるように、たくさんもってきた楽器で、合奏。
3歳児以下の子ども達。楽器を持ってもらったことは、無かったのですが。
「段々、楽器を演奏したくなってこない?」
「今日は、みんなにも演奏してもらおうと思って持ってきました。演奏したい人はここから1人一つづつ、持って行って下さい。」
というと、全員が一つづつ楽器を持って
「あわてんぼうのサンタクロース」「チャ、チャ、チャ」って鳴らしてね、と言うと、その通り。
「ウン、チャ」と手拍子を入れると全くその通りに鳴らします。
お母さん達が手を持っているのかと思ったらそうではありません。
これには、本当に驚きました。
誰にも矯正されず、強制されずにいる時の、伝えられたことを受けとる子ども達の能力の、すごさ。
いつも行っている小学生でも、そういう意味ではもう矯められているのだということがわかり愕然としました。
子どもに関わる時には本当に、気をつけなくては。姿勢を正される経験でした。
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