朝、時計がわりにみているNHKの連ドラ「純と愛」。
「大正区は、宮古に帰ったような気がする。」と純がサンシンで踊るシーンが出た途端、夫が「島らっきょう。そろそろ買いに行こうと思ってたんだけど、あそこに行ったらあるの?」
「沖縄の人がたくさん住んでいるらしいから、あるやろうなぁ。」と私。
「そんないいところがあったんだ。行こう。」
というわけで、やってきました大正区。テレビを見ていて、どこかに行くなんて初めて。なんだか恥ずかしい。
しかし、思ったより寂しい。往復しても15分ほどのアーケード筋に店があるだけで、道を外れると、沖縄関連の店が離れてポツリ、ポツリとあるばかり。
お昼を食べようと、探しても、どの店も満席。並ぶのが嫌いな夫は、どの店にも並ぼうとしないので、永遠にお昼を食べられそうに無い。
「並ばんと、無理やで。」と説得して、やっと、このお店「いっちゃん」に入りました。
沖縄情緒たっぷりでしょ。前で並んでいると、老年の婦人が「なぁんにもないでやろ。みんなテレビにだまされてくるねん。」と声をかけてきました。
「ははは・・・。」と中途半端に笑って受けると、この店の上に間借りしている住人らしく、横の階段から登っていかれました。
唖然としていると、順番がきて、店の中へ。
ありました。島らっきょう。お腹が減っていたので、写真を忘れて先に食べてしまいました。
へちまチャンプルと、ゴーヤチャンプル定食。
ヘチマチャンプルは、ヘチマを植えでもしない限り、こちらでは食べられない。
白味噌ベースで、つるんとしたヘチマがいいお味でいただけました。
ゴーヤは、この量!たまごと、スパムで炒めてあります。
どうやっているのか?ほとんど苦味がありません。ゴーヤのタチがいいのかな?
いわしの煮付け。もずくと、ソーキそば入りのお味噌汁、お漬物がついて、800円。
沖縄料理が食べたかった夫は大満足。私も、満足。
アーケードの下の商店で、生の島らっきょう、じーまーみー、塩あじの厚揚げ、沖縄の刻み昆布と、煮物用昆布と、沖縄料理の材料を買い込んで帰りました。
観光にはものたらないかもしれませんが、沖縄料理、沖縄の物産が手に入れたかったら、近場で何でも揃います。また行くと思います。
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