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台南美食くらぶ

2016-01-28 22:39:20 | 紀行

台湾二日目は、台南市にいました。
夫の仕事先の忘年会に参加するのが、目的でした。
取引先のOさんが高雄空港まで車で迎えに来てくれて、そのままホテルに連れて行ってもらい、次の日も、朝から迎えに来てくれました。

出かける前に、ホテルタイワンディアの朝食バイキング。
洋風、和風、中華こんなに種類の多いバイキングは初めて見ました。
もちろん全部食べるのは到底無理!
ヨーグルトに入れるトッピングはヨーグルトは食べないのですが可愛いので、それだけとってきました。カラフルなボールはお米を乾燥させたもの、ドライフルーツのマンゴー他一杯。ナッツもたくさん、甘いのから、塩味、辛味のもの。

汁物は、チキンベースの薄味のスープに、入れるものを選んだら葉物二種を目の前でさっと湯がいてくれます。辛味の油味噌や、肉味噌などなどの中から選んで自分で入れます。
台湾名物クワパオも自分で入れます。これは豚の角煮。

サラダもお野菜の種類がたくさんあって、名前もわからないものも多いです。
サボテンの葉みたいなのがあって「これなんやろう?」「サボテンやなぁ。」
と、言いながら食べたら酸味があっておいしい。
帰って調べたら「グラパリーフ」という、メキシコ原産の食べられる多肉植物だそうです。



お昼はOさんの案内で、絶対日本人は行かないだろう台湾鍋の名店に連れて行ってもらいました。
行列が出来ていて、40分待ち。
周りには工場ばかりで、セブンイレブンが隣にあるだけで、ほかに店は見えなかいようなところ。
Oさん電話をして、待っている間に近所の取引先の工場の倉庫の社長を呼んでくれました。
S社長は、5分でやってきてくれて、新しい工場の中を案内してくれました。前は小さな町工場の社長でしたが、昨年工場を新設したそうです。
大きな工場の隣には、同じ規模の工場が3つほど建てられる空き地を購入ずみだそうです。
なんだか勢いがあります。

で、お昼ご飯。
客席で、オープン調理は台湾の標準スタイルのようです。


お鍋の具は、冷蔵庫を自分で開けて持ってきます。後で食器を見て計算してくれるそうです。

継ぎ足しのお出しの鍋に具材を突っ込んで、牛肉はざるに入れて、しゃぶしゃぶっとしたら、直ぐにとって食べます。
しゃぶしゃぶするのは男性の役目らしく、Oさんと夫がせっせと働いてくれました。
たまに私がやっていると、お店の人が覗いて「早く取って」「これくらいでOK」と言われて出したらお肉が桃色でした。
抵抗があったけれど、食べたら柔らかくて確かにこの方がおいしかった。



つけダレは二種類。
おネギ入りの方はにんにくにポン酢、唐辛子。私は辛いのが苦手なので食べられませんでしたが、夫は美味しいと言っていました。
もう一種は、生姜の千切りと、大豆のお味噌みたいなの、この店の自家製だそうです。
これは、おいしかった!
買って帰りたかったけれど、自家製だからだめ。
Oさんに何でできているのか聞いても、豆腐が入ってるくらいしかわかりませんでした。


団子の中味はミンチ肉とキャベツ。

いっぱいなので相席。お鍋の共有はさすがにないです。
初めはおじいさんが麺定食みたいなのを食べていて、途中で私たちに「早くあげて!」と声がでてしまいました。
お肉の煮具合には、台湾の人には日本基準は堪り兼ねる所があったようです。

おじいさんの次は、8歳ぐらいの男の子とお父さん。
白ご飯に肉味噌をかけてひたすらかき込んでいます。
「あれ、おいしいんだよ。」と夫がこっそり言ってきました。
「なんか、前に缶詰もらったことあるやつ?」
「そうそう。」
ギトギトしてて引いてしまったのですが、ここでみたらおいしそう。

こんなディープなところには、もう二度と来ないだろうと思っていたら、まだまだ、すごい夜が待っていたのでした。


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