音楽の喜び フルートとともに

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デニス・ブリアコフ リサイタル

2013-06-18 22:51:33 | コンサート

メドウセイジと寄せ植えにしていたラベンダー、そろそろ刈り込みの時期。と思いながら、咲いている状態を楽しみたくて、やっぱり遅れてしまいました。ラバジン系スーパーセビリアンブルー。これでも昨年よりずっと豊作。
小さな枝はまだ残してあります。とりあえず、束にして乾燥させて部屋につっておきます。


昨日は、デニス・ブリアコフのリサイタルに行ってきました。
イシハラホールは、満席でした。1981年クリミヤ生まれ、現メトロポリタン歌劇場首席奏者。若手のトップスターです。

ブラームスのヴァイオリンソナタ 第一番 op.78
F・ゴーベール フルートとピアノのためのファンタジー
F・ボルヌ カルメン幻想曲
シューベルト 「しぼめる花」による序奏と変奏曲
プーランク ソナタ
サラサーテ チゴイネルワイゼン

この人は下半身が強いというか。驚く程、低音がよく響きます。
確かなテクニック。安定した音。
そして、クリミヤ生まれと関係あるのか?
ヴァイオリンの編曲ものが、絶品です。

彼自身もそのことをよくわかっているプログラムです。
チゴイネルワイゼンの、撥弦で動く早いパセージなど、フルートでは甘くなりがちな音の一つ一つが太い音量できっちり聞こえてきます。

アンコールもビバルディの夏のヴァイオリンソロを、フルートでこんなに演奏できるのか?というほど匠に演奏していました。

フルートの新たな可能性を示すこれからも、楽しみな演奏家です。



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