ナス科のカリチュニアは、ペチュニアとカリブラコアを交配させてできた品種だそうです。これは、パープル。耐寒性があり、寒い冬を彩ってくれます。
音楽を学ぶことと実生活は、一見何のかかわりも無い感じがしますが、大体人が新しいことを学ぶ時に、つまずきやすいポイントや、考え方、感じ方などが、学ぶときの姿勢などから、わかってきます。
例えば、ある人は、新しい曲に取り組む時、自分ができるスピードより、ずっとゆっくり、ゆっくり演奏します。もう、大丈夫だから、もう少し早くと言っても、ゆっくり演奏します。
それは、新しいことに取り組むことに慎重である。と言うことと同時に、実生活でも、能力があるのに、失敗を恐れすぎ、取り組まずに損をしていることがあるのではと思います。
また、別の人は、ちょっと無理なテンポであっても、つっかえようと、吹きなおそうと、どんなことがあっても同じテンポで曲の終わりまで吹き通そうとします。
この人は、勇気があって、チャレンジ精神旺盛と同時に、もう少し、慎重に、一歩下がってでも考えることをすれば、失敗を避けられたのに、ということが実生活でもあるかもしれません。
またある人は、一生懸命、長い時間吹いて練習してきたのに、楽譜を間違えて読み、それが正しいと思ったまま何回も練習したのをそのままに演奏しています。
こういう人は、努力家で真面目、一生懸命努力しているのに、なぜか成功しない。ということが良く起きるかもしれません。
もちろん、これは起きやすい傾向のことで、いつもそうであるということでは、ありません。
もし、それぞれの傾向が、練習の過程でわかってきたら、ラッキーです。
なぜかと言うと、苦手な傾向というのは、つかわれていない能力のこと。
使われていない能力なら、使えばいい。
初めの人なら、少し無理と思えるテンポや、曲に挑戦して、失敗してもまた練習して、ついには成功すると言う体験を、
次の人には、いつもの自分では考えられないくらいゆっくりと、練習してみたり、同じところで立ち止まって、何回も吹いてみたりして、一音一音が充実していくと言う体験を。
最後の人には、本当に楽譜を正しく読めているかどうか?自分に聞きながら練習することを勧めます。
実生活で失敗する経験や、忙しい中、ゆっくりする経験や、正しいかどうか?なんて検討したりする余裕はないかもしれないですが、音楽の練習では、大丈夫。必ず時間内に終わります。
そして、こういう経験は、脳トレーニングになって、「ああ、こういうやり方をやっても成功できるんだな。」と脳が理解しだすそうです。
そうすると、実生活でも、「ちょっと、無理してもチャレンジしてみよう。」とか、「一歩下がって考えよう。」とか、「今正しいって思っていることって、本当にそうなのかしら?」と、いつもなじんだワンパターンな自分とは違う方法を、試してみることができるようになるようです。
何度も成功体験を保障されることによって、実生活でもあきらめていた能力が、だんだん働くようになるのです。
実生活ではゆるされない失敗や、ゆとりが音楽の中にはあります。
やってみて損なし!
さあ、音楽を始めましょう。
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