椿のエキストラバガンサ。椿というと、和。赤。という私の思い込みは強いです。
オペラの「椿姫」で、ヴィレッタがアルマンに送ったのは白い椿。
原題の「ラ・トラヴィアータ」は、道を踏み外した女という意味で、高級娼婦のことです。
月の内、生理の日は赤い椿をつけ、ほかの日は白い椿を付けて、客をとっていたそうです。
蔑まされ、社会の底辺にいながら、誇りたかく生きる女を描いたデュマの戯曲に感動したベルディによって作られ、1853年発表されました。
それが、日本では節を曲げず潔く首を差し出す武士のプライドを表す。象徴的な花。
命懸けのプライドというところでは、通じるところがあるのかもしれない。
今日は、母が心臓の検査。
一昨年から3度目。
朝から、母を病院に送り、つきそいました。
今回は、父の状態が良くないので、両親と同居する長男に、仕事を休んでもらい、父の世話をしてもらいました。
しかし、ずっと夜勤の彼は昼間の世話はつらそう。
それでも、夕方帰ると、朝ご飯と、夕ご飯に雑炊を作って食べさせ、お昼はコンビニおにぎりと、なんとか、無事に過ごしていました。
前二回はステントを入れて血管の補強をしなくてはならなかったのですが、今回はカテーテルを通してみただけで、入れる必要はなく、「今回は大丈夫。」と先生の言葉にほっとしました。
明日には退院できるそうです。よかった。
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