今年も実家の檸檬が、できました。巨大さは、そのままで4個。樹高1mに満たない鉢植えなのに、パワーがあります。1個もらって帰りました。
水曜日の午前中はボーンズレッスンでした。
プロセスを大切にする。部分ではなく、全体を見る。と言っても、なかなか難しいものです。
痛いと思えば痛いところをなんとかしたくなるし、タンギングを何とかしたいと思うと、舌のことばかり考えてしまいます。
立って、左足の指を小指から順番に、ほんの少しの力で、床に押し当てながら、ロングトーンを吹いていると、音が変化していくことに気がつきます。
ところがいい音が出るところがあることにある時、気がつきます。
すると、プロセスではなく、もう結果主義になってしまいます。
その音を再現するために、身体を見ている自分がいます。
良い、悪いは、結果。
規準が変わると変化していくものです。
ベストだと思ったものも、条件次第で流動的です。
身体、心も固定されたものではなく、細かく変化していきます。
ベストと思った途端に、他のものを切り捨てている自分がいます。
変化する状況。変化するからだ。変化する人生。
生きていると言うことは、プロセスそのもの。
ベストの音ではなく、「生命ある音で」と、モイーズも言っていたのでは、なかったでしょうか?
今年は紅葉を見に行かなかった。近所のお宅のもみじで、楽しませて頂きました。
今日は、少し遅くなりましたが、ヘルマンハープのTさんIさんとの打上げ。
打上げランチを終えてから、以前このブログでも紹介した素敵なガーデニングをされているIさんに、ムサシでどんなものを置いたらいいのか、アドバイスしてもらいながら、長いハンギングバスケット、色とりどりのシクラメンやら、葉牡丹などを買い込みました。
それから、おもむろにそのお花と、バスケットをIさんにプレゼント。
実は、Tさんに協力してもらって、Iさんにサプライズ。
ピアノをくれたお礼です。
ちょっと、Iさんに叱られたけど、最後は「ありがとう。」とうれしい顔をしてくれました。
Tさんと、私、嘘をつくのにドキドキ、ハラハラ。
しどろもどろになったり、でも、全く気づかなかったみたい。
こんな嘘は楽しいな。久しぶりに童心にもどりました。
昨日は、梅田でS先生のレッスン。
課題のタンギング「シバの女王」を、先回言われたところを変えて持って行きました。シングルタンギグは?・・・今度は何も言われません。
この線でいいんだな。と思ったら、16分音符の難しいところではなく、3オクターブ目のBが出てくる8分音符で動くところの長さがいびつなことを指摘されました。
思い込みってこんなもの。ちゃんと吹いているつもりが、恐ろしい。
太鼓を叩くときのように、均一になるように、BGBGと吹くところを、Bだけで8分を刻む。限りなく均一になったところで、Gだけで、次に8個ずつ、交替で、だんだん数を減らして行き完成まで。
ドゥメルスマンの「オベロンの主題によるグランドファンタジー」
音が鳴ってから修正している癖が出てきました。
音をイメージしてから、そこへ一気に飛ぶ。
考えないで吹いたら、全部ばればれ。
2回吹いたら、1回目と違うように吹くこと、3回となれば、もっと。
一度として同じに吹いてはいけない。
私たちはCDでは無い。機械的に吹いたり、これで良いと思ったらおしまい。
音楽の世界は深い。
月曜日、妹から突然電話で、「コストコに行くけど、こない?」
9日に八幡オープンしたコストコ会員にいち早く登録した妹に、以前から誘われていました。
「今から?」3時回っていて、妹が香里園から来たら、到着は4時頃。
しかし、一回は行ってみたい気がして、乗りました。
母も誘って。行ったらなぜ誘われたのかわかりました。
妹の家は、今二人。
大量買いのコストコでは、ストックしてもいいものしか買えません。
3軒で分ければ、いろいろなものを少しずつ分けられます。
中2の姪が、テディベアーを買いました。私より身長があって、でかい頭。カートはアメリカ仕様で日本のホームセンター資材用サイズより少し大きいですが身体を折って入れたら、一杯になってしまいました。
ロールパン1.5キロ、ベーグル10個、アボカド5個、たまねぎ5キロ、じゃがいも5キロ、お味噌汁60食。
他にも、チーズや、スパゲティ、スープ缶など、バラだと買いたいものがたくさんありましたが、大量買いなので、一個ずつは安いとは言っても、欲しいものを全部買っていたらすごい量と支払いになってしまいます。
アメリカで、カードを使いすぎて、債権過多になってしまう人が多いというのはわかる気がしました。
安いということで、心理的ハードルが下がっているところに、季節商品でいましかないもの。会員登録は一年更新。高い会費を払っている(会員になっているのは妹だけですが。)ということで、今買わないと損な気がしてきます。
要らないものを買わないようにするのに、気力をふりしぼりました。
それでも、しまった。ロールパンは多かった。
これから、毎日ロールパンです。
今日は、うちの校区...引越し前の校区T小校区の子育てサロンのクリスマス。
サンタの帽子、マフラー、トナカイの帽子、ケープなんかを、5人のスタッフで分けて着用。これで、親子を迎えました。
フルートをちょこっとふきますが、頼んでいたピアノを弾くスタッフが体調不良で倒れ、ドタキャン。
朝、メールをもらってから、曲を変更。一人でもやれる楽譜を用意しました。
ご挨拶して、サロンのテーマソングをみんなで歌って、「今日はフルートの演奏を聴いてもらいます。」と一人でみんなの前に立ちました。
星に願いを 前にソロで吹いても大丈夫なように編曲したのがあって、よかった!
それから、ブラームスの子守唄。
32人もいたのに、本当に静かに、ゆったり聴いてくれました。
それから、いよいよ製作。みんなで準備していたクリスマスベルの仕上げをしてもらいました。
リボンを結んで、シールを貼って、こんなにかわいくできました。
これには、鈴がついていて、出来上がった頃を見計らって、「みんな、今度はこれで、みんなも一緒に演奏するんですよ。はい、シャンシャンシャンシャン・・・。」
それに合わせて、「そりすべり」をフルートで吹きました。
ちょっと長いかな?と思いましたが、みんな最後まで
、楽器の鈴と違って小さな優しい音で、一生懸命ふってくれました。
この空気をお見せできないのが残念です。
「子どもは協力したがっている。」と言ったのは心理学者のアドラーですが、本当にそうです。
支えあう空気は、本当に暖かく、気持ち良い。
こんな中で、演奏させてもらえるなんて、本当に幸せでした。
寒いけど、また来年。元気でサロンに遊びにきてね。
週末は、ペダル磨きをしました。
コーナンで買ってきた金属磨き。
調律師さんが言っていた、塗布して置くだけで取れるという金属磨きは、お店に無かったので、つけてゴシゴシ磨く方を買ってきました。
ピカールケア298円。
しかし、ここまでひどいさびがとれるのか?
全部落としたら、メッキがはげて、木まで見えたりして…。
金属を磨き粉で磨くと布が真っ黒になります。雑巾をと思いましたが、思いついて、フローリングワイパーにつけるドライタイプのペーパーを使うことにしました。右のペダルから始めました。かなり、ゴシゴシと何度も磨き粉をつけなおして磨いても、こんな感じ。本当にきれいになるのかしら?
きれいになり出したら、一挙にくる感じ。いいぞ!いいぞ!と、良く落ちるので思わず力を入れて磨きます。
三色ペダル。
最後の一つになりました。ここまで、ゴシゴシ磨くこと2時間くらい。
調律師さんが、「塗るほうが良い」と、言ってたのは、このこと。
さすがに疲れてきました。
やったぁ!
ペーパーは大当たり。いくらゴシゴシしても破れない、染みにくい。
一枚で充分ふけました。真っ黒になってしまった紙は、捨てるだけ。
金属磨きは、何度もつけましたが、チューブはほとんど減った感じがしません。何年もつかえそうです。
ゴシゴシはとっても疲れましたが、ピカピカになったペダルをみたら、うれしくなってきました。
幸せになるのは簡単!
4ヶ月ぶりに古本めぐり。
おなじみのGさん、Mさんと。
Mさんは、毎回、車を出してくれますが、地図帳をコピーして張り合わせて一枚にしたものに、蛍光ペンでルートを書いて、古本屋を一筆書きで回れるようにしてくれています。
今回はブックオフ専門。
宇治小倉店 長岡天神店 六地蔵店 大久保店 久世橋店を、はしごしました。
今回は、わたしにすれば、良く買いました。
山下和美の柳沢教授の生活の24巻。31巻。今市子の百鬼夜行抄20巻。旅人の樹など8冊。
高橋留美子の人魚シリーズの夜叉の瞳。萩尾望都のポーの一族保存版。
日野原重明の生き方哲学、アン・モロウ・リンドバークの海からの贈り物、ロバート.ウェストールの弟の戦争。
ドビュッシーのピアノ小曲集。
驚く無かれ、3人のうちで一番買わなかった。
これでも、フィンチの嘴、マイケル・サンデル白熱教室東大編、爆笑問題戦争は、見送ったんです。フィンチの嘴は今でも後悔。
一番うれしかったのは、コーンウォールの秘宝。
子どもの頃に読んだ冒険小説。2002年に復刻版がでていたのでした。
指輪物語、ナルニア国物語、ゲド戦記など、私が子どもの頃読んだ本がどんどん復刻されているのは、私と同じように子どもの頃読んで感動した人がいて、その想いを忘れずにいたということ。
ナルニア国物語の最後の方に、確か一番年長の女の子が、ナルニア国を他の子どもにはみえているけれど、もう見えない。と言う下りがあったけれど、それを読んだ時、「私は絶対に忘れない。」と自分に誓いました。
これらの物語の中の、わくわく、勇気、友情、前向きな信じる力。
しかし、実際にはどうでしょう?
ナルニア国は覚えているけれど、いろいろなこと。子どものときに感じた想い。
忘れていはいないけれど、生活に追われ、影に置いていた。
小さくして、力が無いものにして。
しかし、確かに、覚えている人がいて形にしてくれた。
そのことに今の大人の自分が勇気づいています。
本当に復刻してくれてありがとう。
火曜日に調律師さんが来ました。1週間後と聞いていたのに、連絡がなく、電話したら、手配を忘れていたそう。3日遅れの調律です。
2年以上調律していなかったのですが、その割りにまあまああってました。しかし、高音部と低音部はやはりひどかった。
「写真とっていいですか?」と聞いてみると、
「よくあるんですよ。小学生のお子さんとか、いつも学校の間に調律なので、見たこと無いからって。」
気持ちよく撮らせてもらいました。
実家のピアノは、中学で音楽を教えていた叔父が調律していました。しているところをみたことないけれど、もちろん素人。
自分でもできるんだって感覚はずっと残っていて、撮っておいて、そのうち自分でできるかも。なんて大それた考えです。
まず、フタをとって、カバーもとります。
取ったらこんな感じ。
それから、鍵盤をはずします。鍵盤は番号がふってあるので、番号順にならべます。
全部取ったらこんな風になりました。
中は、掃除機でほこりを吸い取ります。
後はドライバーで、ばねを調整し、ねじを締めて音程を調整します。
ついでにお手入れの方法を聞きました。
普通はポリッシュでふくけれど、楽器用は高いから、中性洗剤を水で薄めて拭くといいそうです。ワックスはつけてもつけなくても良い。これは、床用などはにおいがきついので、楽器用がいいそうです。
ペダルは、真鍮磨き。ホームセンターで売ってるもので充分。
ひどいときは、刷毛で塗る分を買ってきて、使うといい。一日おいて拭き取れば、きれいになる。普通の金属磨きをつかってもいいけれど、かなりゴシゴシとこすらないといけないので、時間がかかる。刷毛の方で一度きれいにしておくと、後は時々拭くだけでいいそうです。刷毛で塗るのはきつい薬なので、手で触らないで。
次の週末は、ペダル磨きです。
今日は子育てサロンのクリスマスコンサート。
といっても、私が関わっている校区のサロンではなく、お隣の校区のサロン。
ピアノのKさんが関わっています。
以前、うちのサロンに来てもらったので、お返しです。
赤いスカートに白いセーター。サンタの帽子とマフラーをつけて、Kさんは、トナカイさんのカチューシャと赤いケープ。実はカチューシャをしようとしたら、私の頭の形のせいで、うまく座らない…。以前からある種のカチューシャはだめだと知ってはいたのですが、こんなところで、引っかかるとは。
とにかく、サンタとトナカイさんでピアノとフルートのコンサート。
星に願いを
G線上のアリア
アヴェマリア
クリスマスキャロルメドレー
あわてんぼうのサンタクロース
赤鼻のトナカイ
そりすべり
アンパンマンマーチ
ドラえもん
初めの3曲は、穏やかな曲を持ってきたので、子どもたちは持つかな?スタッフの方は思われたみたいですが、本当に静かに集中して聴いてくれて、特に幼い1歳ぐらいのこどもが、音楽に合わせて身体を動かして聞いていたそうです。
子どもが知らない曲や、静かな曲は退屈する、と思っているのは大人の考えなんだなぁと改めて確信しました。
フルートを触ってもらい、その後、キャロルは、声楽家でもあるKさんが弾き歌い、オブリガートをつけました。
いつも思いますが、なぜか、小さな子どもほど、ちゃんと音楽に乗って鈴をならします。変に、ガチャガチャうるさく鳴らしたり、いたずらするのは、小学生になってから。
もちろん、楽譜どおりということではありません。
音楽の中に入っていて、おかしくない音量やガチャガチャ感。
楽譜も知らない子どもの音楽を感じる能力。やっぱり感性が全く違います。
なぜ、大人になるとわすれてしまうんだろう?
こんな子どもたちに会えて、その感性と音楽の持つ力に感動させてもらえる機会をいただけるのは本当に幸運です。
子どもに恥じない演奏ができるように、もっと精進しよう。
今朝は、子育てサロンのスタッフが我が家に来てくれました。
今月13日のサロンは、クリスマス行事。
牛乳パックの底を開いて
色画用紙を貼って、鈴とリボンをつけて、モールをつけるとジングルベル。
穴をあけて、モールをとおし、鈴をつけるところまでやっておいて、当日はリボンをお母さんに結んでもらって、子どもたちには、シールを貼ってもらいます。
もちろん、その後は音楽に合わせて鈴を振ってもらいます。
子育てサロンを立ち上げるきっかけになったのは、私と、もう一人Tさんが出会ったある子どもたちのこと。親から虐待されていた兄弟を、10数年前、地域で何もできずに、引越されてしまいました。気せずして、関わることとなったTさんと私の前に子育てサロンを立ち上げないか?という話が舞い込んできたのでした。
私は友達の母親として、Tさんは、地域のボランティア役員として関わりましたが、あのときの痛恨の思い。これまで何度も話してきましたが、今日も製作しながらその時の話になりました。
Tさんは警察にまでかけあい子どもを見に行くように言ってくれました。
私は通学の途中、遅刻するその子を目にするたびに、「眠たいなぁ。お母さんたちが、起きてても、自分は寝たらいいんだよ。」とか、「冷蔵庫見てみ、何でも入ってるから、開けて食べたらいいんだよ。」とか、「おはよう。元気?」とか、お母さんにも、挨拶し、とにかく孤立しないようにと話しかけたりしていました。
引っ越して10年、偶然その子どもたちに会いました。
「おばちゃん。」もう、高校生になった彼らが、道で私に声をかけてきたのです。
「あれ~。久しぶり。元気やった?」
「うん、あれからうちは、いろいろあったんやけどな。元気やで。」
それから、家族の近況を話す彼らは、私が心配していた時期をどうやって乗り切ったのか。たくましい青年になっていたのでした。
それにしても、上の子でさえ小学4年位だったのに、よく私を覚えていて声をかけてくれたものです。とにかく元気に育ってくれていて本当にうれしかった。
何もできなかったし、たぶん今も何もできないけれど、私がTさんや、スタッフのみんなと話して元気になったように、サロンにくるお母さんたちが、友達をつくったり、地域の誰かと他愛の無い話をして元気になったら、その続きのつながりで、本当にたいへんなお母さんともどこかで繋がっていける。
虐待が起きてしまったら、専門家を頼まないといけないけれど、地域の大人としての私たちができることは、挨拶、世間話ができる関係をいろんな人とつくって、お母さんたちが孤立しない地域を作ることじゃないかな?
まだ、もう少し子育てサロンでがんばることになりそうです。
今日は、ピアノのSさんとうちに家で合わせ。24日、地元小学校でのクリスマスコンサート。
音楽で遊ぼう!の変形版。
地域のコミュニティで、クリスマス会を、行いますがその一部でと依頼されました。
いつもは小品を一曲位で、後はワークですが、今回はコンサートをということで、少し本格的なクラッシックを聴いてもらおうと思っています。
出入り自由。コンサートだけを聴きにくるわけではなく。誰が何人来るかもわかりません。いつも、ドッキドッキの冒険です。
もうこんなことを7年も続けていますが、慣れません。
子どもたちの、笑顔と、「また、来てね。」という言葉。
そしてSさんのおかげ。
二人で、あれこれ相談していると、なにかできるような気になってきます。
それに、力を合わせて音楽を作り上げていく過程がおもしろい。
ちょっとここでフォルテにしてみて、とか、ちょっと驚かそうか?とか、間を空けたら、びっくりするんじゃない。とか、いろいろ画策して、当たり前には終わりません。
まだ、もうちょっと練り直します。楽しみです。