音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

叔母のDVD

2019-06-14 21:32:56 | 音楽

今週月曜日に行った叔母の病室から大阪城がよく見えていました。

母の弟のお嫁さん。
痩せて、コップを持つのもやっとなのに、目が鋭く、笑顔。

お茶や椅子をすすめてくれて、気遣いも忘れません。

そして、DVD。
孫の龍馬くんの6歳の時のピアノの発表会が始まり。
「あれ見せて、中二の時のショパンの革命。」
「それから高校3年のベートーベン。」
毎日、何回も聴いているそうです。

看護師さんが「本当にうまいですね!これは高3でしたよね。」と声をかけると嬉しそうに笑っています。

身内だからと言うだけではなく、子どもが音楽と真剣に向き合って、成長していく姿が気持ちいいです。

このDVDが叔母に希望や、癒しや病気と闘う力を与えていることがはっきりとわかりました。

音楽に向き合うことは、人にとって何にも変えがたい価値があると言うことを見せてもらった気がしました。

お見舞いに行って、自分の音楽への向き合い方を考えさせられました。



デニス ブリアコフリサイタル

2019-06-13 21:08:23 | コンサート

今夜はデニス ブリアコフフルートリサイタルで兵庫県立芸術劇場に来ました。
ピアノは石橋尚子さん。
黄金のデュオです。

マレーのラ フォリア、シューマンの3つのロマンス。
繊細な表現も素晴らしいです。

マルタンのバラード、この難曲をたっぷりの息で吹き切ってくれます。
石橋さんのピアノがまたぴったりとそって、すごいです。

しかし、なんと言っても
圧巻はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調op35。

フルートの表現の限界を超えた説得力でした。

二楽章のピアノ間奏のメロディにもグッと来ました。

ミーハーな私は友だちと写真を撮ってもらいました。

「セミナー来られるんですよね。また、会いましょう。」という石橋さんの言葉に力強く頷く私でした❗

カルマンライブinholahola

2019-06-12 21:20:44 | コンサート

馬頭琴。

ハンマーダルシマーとバウロンのカルマンのライブに行きました。

数年前からFB友だちのダルシマーの小松崎健さんのファンです。

クラッシックでも流行歌でもないジャンルフリーのオリジナルな アンサンブル。

ホーミーや歌も交えて、古楽からアイルランド民謡、モンゴルの曲、日本のホタル、オリジナル曲。
この編成でできるいろいろな可能性をみました。

ダルシマーのアルペジオに馬頭琴の音が足のつま先から ジーンと響いてくると、音階のないはずの打楽器バウロンが歌っているように寄り添います。

こんなアンサンブルならずっと聴いていたい。

音楽はやっぱりいいなぁ🎵

ルーツ

2019-06-11 22:10:31 | 音楽

月曜日 関目の叔父さんのところに行って 、 入院中の 叔母さんのお見舞いに行きました。

城北川のすぐそばのマンション。

叔父、ドニゼッティのドンパスクァーレ序曲のブラスバンド編をフィナーレで 作成中。

76歳、 現役の 信愛ブラスバンド部の指揮者です。


明星高校出身で 、
日曜日に音楽部 創立 80周年の 記念コンサートが あったそうで 記念品を見せてくれました。
孫の川島龍馬くんも 明星を出て クラリネット奏者になっているので、 一緒に出演。とても 嬉しかったそう。
「子どもと出る人は結構 いるけど、孫と出るのは 僕ぐらいや。」と何度も自慢していました。

懐かしいオルガン。
捨てられるところを もらってきた そうで 、器用なおじは 自分で 修理をして使っていました。
が、 もういよいよベルトが破れてしまって 使えないそうです。



こう見えて、いろんな音色を 出すことができます。

ペダルも古色蒼然としているでしょ。
懐かしかった。

私が音楽を好きになったのもこの叔父の影響が大きいです。

久しぶりに 自分のルーツを思い出しました。


西宮プレラでレニャーニとジュリアーニ

2019-06-10 23:39:07 | コンサート

土曜日は西宮北口。六甲山が見えて、雨のち曇りのち晴れ。


西宮プレラ、401号室

12:30高井さんと合わせ練習。
12:50コントラバスのYさんと ギターの 渡辺さんとクーセヴィツキーの コンチェルト が一番バッター。
今回は バリトンの N さんと 渡辺さんの シューベルトの 美しきパースの娘 もありました。

フルートのK さんの ピアソラのカフェもありました。
後はギター独奏。

私は高井さんとレニャーニのヴェルディのオペラ「エルナーニ」 よりエルヴィーラのカヴァティーナ。


重吉さんとジュリアーニのデュオコンチェルタントop85から第二楽章


ギターと合わせるのは楽しいです。
幸せだなぁ~。

この日は打ち上げにも行きました。

ギターの山。

バリトンのNさんと 同じテーブルに オペラ好きの高いさんとも一緒で オペラ談義に花が咲きました。
N さん、 次から冬の旅を 全部やる まで 出演するそうです。 24曲 あるので 当分楽しめます。

N さんによるとフィッシャーディスカウは ピアノの伴奏の時とギター伴奏の時と 歌い方を微妙に変えて録音したそうです。

フルートも 伴奏する楽器によって やっぱり変わります。
ギターはピアノより繊細に 音の変化を 出せるような気がします。
その分フルートも音量や 音質を 変化 させて 演奏できます。



久しぶりにカルメン

2019-06-07 22:24:32 | 音楽

夕方、実家に行ったらいい香り。
母が生けたイエローカサブランカ。
家中に香りが漂っています。
母はお稽古で留守なので、父をデイサービスから帰って来るのを迎えて、夕飯を作って一緒に食べます。

父の食事は時間がかかりますが、まだ自分で食べてくれるので、自分が食べたら隣の部屋で吹くことができます。

ガラスの入ったリビングのドアを閉めて、廊下を挟んだ洋間のドアを開けっ放して、食べているところを見ながら吹きます。

時々近くに行って、様子を見たり、たべるのを促したりします。

明日は西宮でレニャーニの「エルヴィーラのカヴァティーナ」を高井さんと、ジュリアーニのデュオコンチェルタントop85の二楽章を重吉さんと 演奏するので、 それを中心に 練習した後、 久しぶりに ボルヌの「カルメン幻想曲 」
タファネルの 「魔弾の射手幻想曲」 吹いてみました。

最近ギターとばかりやっているので 古典が多く 音域や動きの 幅が違うので、 やはり練習しとかないと…。

ライネッケのフルート協奏曲も 最後に行ってみました。

やっぱり気持ちいいです。
オケバックなので思い切り吹けます。

またタンポのバランスが狂ってきて調整に行きたいですが、いついくのかタイミングに迷います。

実は先週から 調子が悪いですが、我慢しています。
6月29日に エリカ先生のコンサートに 出るので その直前に 直してもらおうと思って 。

今直してしまうと、多分もう1回 調整しないといけなくなります。

Eの音が なりにくくなって 多少吹き込みを 強くしないといけないので 疲れますが 仕方ありません。

強いタンポを開発した人が天満にいるみたい。
調整のやり方も教えてくれるみたいです。
試してみようかなぁ…。

百鬼夜行抄の青嵐

2019-06-06 21:01:03 | 日記

薔薇マチルダ、福山のおもちゃ美術館で 貰ってきて 3年 。
今年は 冬に 落ちた葉が 回復せず、もう花は咲かないな…と思っていたら 咲きました 。ちょっと病気ですが、 咲いてくれて 嬉しいです。ありがとう!

今日は 歯科検診に行ってきました 近所の歯医者さんで半年に一回受けています。

歯は弱いので もうボロボロですが 半年前に比べたら 現状維持でした。
「 いいケアされてますね。 歯茎 も 前に 比べたらしまってますよ。」 先生にこやかに言ってくれました 。

心配がなくなったところで練習。


休憩に今市子さんの百鬼夜行抄27巻。
mさんが貸してくれました。
この本を読むと、 なぜか 安心します。
人の すぐそばにいる 化け物や魔物たちに 翻弄されたり時には退治したりする 主人公 とそばで 生きながら 全く見えない母と祖母。

親族の人たちも 感じる能力が少しずつ違って持っていますが、魔物と付き合う 距離感も それぞれに 違います。

私はその距離感がおもしろい。

一番おもしろいのは 主人公の父 実は数年前に 亡くなってしまいました。
しかし その体に 青 嵐 と言う 竜の魔物を取り付かせて、 体だけは死なずにこの世に残っているのです。

それを知っているのは 主人公の 息子 だけです。

明らかに おかしいのにその父を母は 当たり前のように受け入れています。

母には 不思議な能力もなく 魔物は見えませんが 底知れない包容力で 現実を受け入れています。

一度青 嵐 が抜け出て 父の体が死にそうになった時には 本当に悲しみます。 そして戻って 生き返ったらそのことを 普通に喜んでいます。

地に足がついていると言うか、生活をしている人の強さと言うか。

魔物には この母は全くやられません。

どんな形になっても父のことを 受け入れているのです。

なんだかうちの父も 長年生きてきた 知識や知恵も 家族の名前も全部忘れて違う人のようです。

でも一緒にご飯を食べて 着替えさせて車椅子を押したり 寝かせたり していると やっぱり 父は父だし 愛着もあります。

ご飯を たくさん食べる父を見ていると 青嵐に乗っ取られているだけ と思えて なんだか おかしくも思えて来るのです。
それがこの物語の 持っている 力かもしれません。




バッハ発見

2019-06-05 21:42:10 | 音楽

近所の田んぼにアオサギ。
田植え終わってないのですよね…まだ。今日も30度超え。雨も降らないのに湿度も高くて夏模様。

昨日買ったバッハのインベンション

一曲目はBWV772
有名な曲ですが、譜面
なぞっていると…おや?これはどこかで見た覚えが…

これです。
2本のヴァイオリンとピアノの コンチェルト BWV1043。
フルートで練習中。
ここなんかそっくり




まあ、同じバッハだからあたりまえと言えばあたりまえですが。
おもしろい❗
他にも見つかるかもしれません。

古本巡りで出物にびっくり❗

2019-06-04 21:15:00 | 日記

月曜日はGさん、mさんと久しぶりの古本巡り。
mさんの車にのせてもらって出発!

前回京都方面だったので今回は 大阪方面。

Bookoff守口ジャガー店から、ここはフィギュアやカードが多く、楽譜はいささか高め。 残念ながら フルートの本はありませんでした。

コミックを少し買いました。

BOOKOFF 門真古川橋店。
おもしろいもの見つけました。

6段の ピアノ楽譜版。

フルート三重奏ぐらいに なおせるかなと思って買いました。
なんと3段と5段がありません。 ピアノに編曲しにくかったのかな?

Bookoff東大阪吉原店
ここには バッハの インヴェンション なんと 200円でありました。

最後が ベルパルレTSUTAYA です。
楽譜に出物はなく 絵本を一冊買いました。

「 ママ、いい子って強い子のこと?何も怖がらない強い子になってほしい?」
「 まあバーニーったら怖いものがない人なんているかしら?」
なかなかいい本です。

今市子さんと山下和美さんの本も買いました。

ベルパルレでお昼を食べて サーティワンアイスクリームを食べました。
見栄えにつられてミニオンフラッフィワールドを 頼んでしまいました。

濃厚でした。

今日のハイライトは なんといってもGさんが買った この 飛び出す 絵本。


定価の半額ぐらいで 傷一つありませんでした。
こういうことがあるから古本めぐり はやめられない。

しかもM さんとGさんと 世間話をして 癒されます。むしろこっちがメインか…😅

ギター合わせ

2019-06-03 22:01:26 | 音楽

土曜日の午前中はギターの重吉さんと、ジュリアーニのデュオコンチェルタントの第二楽の合わせ。
粉浜から車で自宅まで来てくれましたが、朝10:00にスマホに着信が…。
「どこにいますか?」と聞いたら、
「住所ナビに入れてきたら、空き家なんですが…。」
「◯◯の◯◯の◯◯ですが。」と住所を言うと
「あっ!間違えてました。」
5分後、無事到着。
安心しました。

ジュリアーニの二楽章は本当に名曲です。
呼吸を合わすのが大変です。
初めてなので何度も繰り返して通しました。

このあと、和歌山で演奏するそうで、午前中で帰りました。

お昼を大慌てで食べると、今度は高井さんが高槻からやってきました。

カラフルでおしゃれなケースの中に

今度はオペラ「エルナーニ」から「エルヴィーラのカヴァティーナ」
レニャーニの編曲です。

高井さんはマンドリンオーケストラの出身で、なんと昔、樟蔭大のマンドリンオーケストラも聴きにきてくれたことがあるそうです。

オペラものも何度もやったことがあるそうです。

器楽曲ではなくて、声楽曲だと言うだけで、「ソプラノ歌手なんですね。」と、弾きかたを変えてくれます。

ラレンタンド、フェルマータ、後記譜されていないMenoなどtempoが変化するところを打合せ。

後は細かいゆらぎは、よく聴いてくれるので、合わせてくれます。

6/8(土)13:00~
西宮ギター練習会
西宮プレラです。