今週月曜日に行った叔母の病室から大阪城がよく見えていました。
母の弟のお嫁さん。
痩せて、コップを持つのもやっとなのに、目が鋭く、笑顔。
お茶や椅子をすすめてくれて、気遣いも忘れません。
そして、DVD。
孫の龍馬くんの6歳の時のピアノの発表会が始まり。
「あれ見せて、中二の時のショパンの革命。」
「それから高校3年のベートーベン。」
毎日、何回も聴いているそうです。
看護師さんが「本当にうまいですね!これは高3でしたよね。」と声をかけると嬉しそうに笑っています。
身内だからと言うだけではなく、子どもが音楽と真剣に向き合って、成長していく姿が気持ちいいです。
このDVDが叔母に希望や、癒しや病気と闘う力を与えていることがはっきりとわかりました。
音楽に向き合うことは、人にとって何にも変えがたい価値があると言うことを見せてもらった気がしました。
お見舞いに行って、自分の音楽への向き合い方を考えさせられました。