ひろの映画見たまま

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「ドラキュラ ZERO」、中世小国の王がドラキュラになって大国をやっつける

2014-11-01 15:17:57 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

ドラキュラ誕生物語。

時は15世紀、東欧の小国の王ヴラドは、オスマントルコの前に屈服を余儀なくされていた。

王自身、大国に連れ去られ、戦士として育てられた経験を持つ。

オスマントルコの皇帝メフメト二世は、ヴラドに、奴隷として少年1000人の提供を要求、そこには、彼の息子も含まれていた。

息子が決心して連れさられようとしたとき、ヴラドは、怒りが収まらず、使いの者を斬って捨てた。

おかげで、オスマン帝国の攻撃にさらされることに。

そこで、山に分け入り古くから伝わる巨大な闇と契約を交わすことに。

それはドラキュラになることだった。

お蔭で、巨大な力を得て、オスマンの大軍を退けることに。

SFXの力を駆使して、オスマンの大軍を攻略する場面は、壮大な画面展開に。

蝙蝠が飛び交い、オスマンの兵力をなぎ倒す。

そして、裏から侵入したオスマン兵に妻がさらわれるが………

男前でがっしり体質のドミニククーパーがドラキュラを演じ、従来とちょっと違ったドラキュラ像が出来上がった。

妻と子をこよなく愛し、愛のためにドラキュラになる、苦悩の姿をよく演じている。

物語自体は単純なので、いかに、ドラキュラを描くかに焦点が当たるが、一応無難な出来といってよい。

ただ、それだけといってしまえば終わりで、90分の短尺で壮大なストーリーを描き切っている。

ドラキュラは、光に弱く、銀に弱いとあって、敵にそこを突かれる落とし穴が。

新しい活劇の誕生といっていいのか、ちょっと微妙
コメント
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