ひろの映画見たまま

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「ワールズ・エンズ 酔っぱらいが世界を救う」、イギリスのパブ攻略物語

2014-11-15 19:25:35 | イギリス映画
おススメ度 ☆☆☆

ビール好き(酔っ払ってみるのも愛嬌かも)、SF映画好き ☆☆☆☆

イギリスといえば「PUB」、ビール好きが昼間から酔っ払う。

そんなイギリスの片田舎、でもパブは12軒もある。

20年前、12軒パブを飲み歩く予定が失敗してしまった、アラフォーのゲイリー。再挑戦するために昔の仲間4人を呼び集め、ふたたび、12軒パブめぐりに挑戦。

前半は、グダグダ言いながらなんとかぐびぐび飲み明かし、酔っ払ってきた中盤。

昔仲間の女性も絡んできて佳境に入ると思ったが、トイレでの突然の活劇。宇宙人(ブリング)の登場です。なんと、突然首がもげて転がりだし、緑色の血液らしきものが飛び散ります。

そこからはもう、人の姿をしたブリングとアニメ調の宇宙人らに、襲われまくります。まあ言ってみればゾンビらしくないゾンビの登場です。

すなわち、今は、この宇宙人に地球は乗っ取られていたのです。

でも中年のおっさんたちも奮闘しますが、一人、二人とブリングに飲み込まれます。

酒のみの話が、途中からSF映画になる見事な転換劇です。

土台は、イギリス流コメディですが、

中には、かなり辛辣な人生訓まで出てきて、只なる映画ではありません。

単に、酔っぱらいと宇宙人の話と受け流してもいいし、少しひねられた世界観を味わうもよし、なかなかよく深い映画です。

監督エドガー・ライト、主演サイモン・ペッグ&ニック・フロストのイギリス・コメディの名トリオ。
コメント
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