おススメ度 ☆☆☆
女性の犯罪映画好き ☆☆☆☆
東京国際映画祭で、観客賞と主演女優賞を受賞しました。
平凡な主婦が、若い男性との色恋に溺れ、詐欺事件を起こす犯罪映画です。
銀行の契約社員、優秀な外回り社員が、ふとしたきっけで、1万円を借りたのがきっかけで、ずるずると詐欺を働く手口が、丁寧に描かれていきます。
同僚社員や、男性上司、おつぼねさん、外務先では、退職爺さん、ぼけ寸前のおばあちゃん、老後を楽しみにする夫婦など、数々のエピソードが重ねられて、銀行員の生活が垣間見れます。
家庭では、夫持ちですが、不仲ではないが、いまひとつもりあがりません。
そんな状況の中、若い男に惹かれ、それこそ魔が差したとしか言いようのない出来事から、情事を重ねていきます。
その辺の事情が、分かるにつれ、外交先の人々を欺いて、偽の領収書作ったり、まあ、いずればれるであろう悪事を重ねていきます。
実際に、このような詐欺事件は起きており、それこそ人間の性というものでしょうか。
我々は、ぐっとこらえて一線を守っているのです。
突飛な話ではないので、展開が読めますが、次、次と物語が発展するたびに、ハラハラさせられます。
勿論こんな悪事を起こす人物に感情輸入はできませんが、物語としては面白いです。
クライマックスは、露見してからのお局さんとの会話です。小林聡美のぞっとするような演技に圧倒されます。
まあ、もともと悪人の話ですから、高い点はつけられませんが。
女性の犯罪映画好き ☆☆☆☆
東京国際映画祭で、観客賞と主演女優賞を受賞しました。
平凡な主婦が、若い男性との色恋に溺れ、詐欺事件を起こす犯罪映画です。
銀行の契約社員、優秀な外回り社員が、ふとしたきっけで、1万円を借りたのがきっかけで、ずるずると詐欺を働く手口が、丁寧に描かれていきます。
同僚社員や、男性上司、おつぼねさん、外務先では、退職爺さん、ぼけ寸前のおばあちゃん、老後を楽しみにする夫婦など、数々のエピソードが重ねられて、銀行員の生活が垣間見れます。
家庭では、夫持ちですが、不仲ではないが、いまひとつもりあがりません。
そんな状況の中、若い男に惹かれ、それこそ魔が差したとしか言いようのない出来事から、情事を重ねていきます。
その辺の事情が、分かるにつれ、外交先の人々を欺いて、偽の領収書作ったり、まあ、いずればれるであろう悪事を重ねていきます。
実際に、このような詐欺事件は起きており、それこそ人間の性というものでしょうか。
我々は、ぐっとこらえて一線を守っているのです。
突飛な話ではないので、展開が読めますが、次、次と物語が発展するたびに、ハラハラさせられます。
勿論こんな悪事を起こす人物に感情輸入はできませんが、物語としては面白いです。
クライマックスは、露見してからのお局さんとの会話です。小林聡美のぞっとするような演技に圧倒されます。
まあ、もともと悪人の話ですから、高い点はつけられませんが。