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「FRANK フランク」、巨大なお面をかぶったミュージシャンの悩み

2014-11-12 17:17:22 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆

音楽映画好き、イギリスコメディ映画好き、シリアス映画好き ☆☆☆☆

イギリス・アイルランド合作。コメディ要素も若干。

巨大なお面で宣伝されているので、ちょっと中身が違うと苦情が出そう。

たしかに、お面をかぶった音楽家の物語だが、キーボード奏者が死んだことで仲間入りを果たすジョンを中心に話は進む。

一方、グループの音楽は、インダストリアルノイズミュージックとでもいうもので、この音楽に理解と興味がないとてんでついていけない。(当方その気味があってちょっとおいてけぼり)

そのグループのリーダーはフランクで、お面をかぶったまま生活をしている。精神を病んでいるとかで、ちょっと行動も不可解。音楽のセリフもユニーク。

後半、ジョンが、SNSに音楽を送り続け、人気急上昇。そこで、アメリカまで遠征。

ところが、仲間と意見が合わず、結局フランクとジョンだけが出演。そこでフランクがぶっ倒れる。その前にジョンはフランクに「お前の音楽はくそだ」とけなされる。

そして、フランクの面を取りに、おしかけるが、そこで事件が。

いい音楽を生むフランクの悩みと、音楽才能はいまいちなのに、売り込みだけを考えるジョン。二人の対比が巧みだ。

フランクはマイケルサスペンダーが演じており、最後にちょこっと顔を出すのは愛嬌か?
コメント
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