「オールドボーイ」、20年監禁された男の衝撃的な物語です。

おススメ度　☆☆☆

日本の漫画を映画化した韓国映画は、カンヌ映画祭で賞を取るほどの衝撃的な映画でした。

本作は、その原作を韓国映画のよいところを交えながら映画化したアメリカ版です。

暗くてアウトロー的な雰囲気の韓国映画に比べて、やはりアメリカっぽく、スマートだがその分えぐさが薄れていました。

まず主演のジョシュブローリン、ちょっと男前すぎて、マッチョ度が高い。

格闘シーンも出てくるので、必要なのだが、スマートすぎる。

わけもわからず２０年監禁され、毎日出るのが餃子。そして脱出の可能性が出たときに、突然野原に放り出される。

そこから謎解きが始まるが、逆に謎を取引に使われ、ラストは驚愕の展開。

わけもわからぬ収監は、見る者の興味をつなげるが、体力作りに始まって、脱獄の準備まで、監獄映画の常道だ。

世の中に出て、協力者も現れ、恋も芽生える。

分かりやすい話の展開は、この映画の特徴だ。