「ワンチャンス」、世界的オペラ歌手ポールポッツの成功物語です。

おススメ度　☆☆☆

オペラ好き、ラブロマンス好き　☆☆☆☆☆

実在のオペラ歌手ポールポッツ。彼は、冴えない携帯販売員から、英国の大人気オーディション番組でオペラを歌い大喝采。そして今日があります。

そんな、彼のワンチャンスの出世物語だが、なかなかその過程が面白い。

幼いころから美声の大声持ち。ただ、極端にあがり症。

折角ヴェニスまで行き、憧れのパヴァロッティの前で歌う機会を得るが、上がって歌えず、ぼろくそにけなされる。

そのトラウマが尾を引いて、数々の失敗とアクシデントの連続。

一方で、彼女が見つかり結婚。その彼女がまた、素晴らしい奥さんで、彼の後押しをする。

そのほかにも、携帯電話の店主や両親など実に暖かい家庭環境で助かる。

ちょっとでぶっちょで、目立たないおとなしい男性が、歌いだすと素晴らしい。

オペラの部分は、ポールボッツ自身の吹き替えだとか、なるほどうまいはずだ。

題名から、最後のワンチャンスということがわかっていながらも、盛り上がるラストのオーディション。

最後は、あこがれのヴェニスへ二人で結婚旅行。

まあ、実に暖かい、コミカルな作品でした。

やはり成功物語は、いいですね。