ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「フランス組曲」、ナチ占領下のフランス、音楽を通して結ばれる敵味方!

2016-01-12 18:35:18 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆☆

ロマンス好き、戦争下のエピソード好き ☆☆☆☆

イギリス・フランス・ベルギー合作 PG12

1942年にアウシュビッツでその生涯を閉じた女性作家イレーヌ・ネミロフスキーによる未完の小説を映画化


1940年6月、ドイツ占領下にあるフランスの田舎町。

そこで、人々はその逆境の中で懸命に生きていく。

フランスの田舎町では、貧富の差が激しく、貧しいものたちの怒りが渦巻いていた。そこへ現れたドイツ軍は、人々に変革をもたらした。

実際に、フランスの田舎町に住んでいた作家の辛辣な目がこの映画にも生きている。

一方で、若い男は戦争にとられ、老人と女ばかり。積極的にドイツ兵に媚を売る女も。

わたしたちの知らない、戦争下のヨーロッパの一面がさらけ出される。

原作がしっかりしているだけにディテールが細かい。

この映画の主人公ミシェルは、豪邸に嫁ぎ、夫を戦争にとられ、厳しい姑のもと悶々として生きる妻。

その豪邸に、ドイツ軍将校が宿泊することに。

ミシェルは音楽好きだが姑に封印されたいた。が、赴任してきた将校は元作曲家。

彼の弾く「フランス組曲」が仲立ちで二人は惹かれあうように。

だが、占領下では、それが許されない。

サスペンスフルな展開で、二人のロマンスが描かれていく。

そして事件が。
コメント (1)
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