ひろの映画見たまま

映画にワクワク

台湾映画「共犯」、青春映画です

2016-01-16 18:56:59 | 映画
おススメ度 ☆☆☆

ビルから飛び降り自殺をした女子校生を発見した男子高校生3人。

冒頭、沼のような、草の生えたどろどろ、そこに浮かぶ男性の死体。このシーンは、どういう関係にあるのだろうか。

一見、ソロモンの偽証のような、それでいて、なにか映像的に研ぎ澄まされたシーンの展開。

日本映画とはちょっと切り口の違う不思議な展開。

ミステリーのようで、そうではない、青春の孤独感がひしひしと。

そんな研ぎ澄まされた感覚で、物語は展開していく。

犯人探しから一転、今度は、泥沼池での出来事。

それらはどうつながるのか?

映像表現の巧みさから、この映画は、新しい台湾映画の誕生とまで言わせる。

ミステリーと見せかけて、青春時代の孤独を描いた映画だ。

「光にふれる」のチャン・ロンジー監督作品。



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