ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ピンクとグレー」、幕開きから62分後の衝撃!

2016-01-31 17:00:21 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

若い女性でいっぱい。

それもそのはず

「NEWS」の加藤シゲアキが2012年に発表した処女小説の映画化。

主役が、「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔の初出演。

ほかに、菅田将暉、「海街diary」の夏帆、「誰も知らない」の柳楽優弥と今が旬の俳優陣。

それに、開幕62分後の衝撃とあっては、心躍らされる。

なぜか、冒頭、若き女性のバレーシーン。この場面から不穏さを感じますが、

タイトルの後は、

小学生の時、大阪から横浜の団地に家族とともに移り住んだ河田大貴(菅田将暉)は同じ団地に住む白木蓮吾(中島裕翔)と出会い、二人は仲の良い、大の親友になり、中学・高校と、ともに青春時代を過ごします。

このあたりは、行定監督の手だれた演出で、生き生きとした二人の生活ぶりが垣間見えます。

そして高校2年、スカウトによって、モデルを出発点にアイドル路線を駆けあがっていきます。

そして二人に、立場の差が出たとき、売れっ子だった白木が、遺書を残して、首つり自殺します。ここまでが、62分。

ここからが、グレーのシーンへ。

要は、現実とフィクションの世界で、逆転し、演じる役まで交換するからややこしい。

アイドルの表と裏って感じで、描かれていきます。

若手劇作家・蓬莱竜太と行定監督が、原作をアレンジ、映画的に面白くしたそうですが、映画はどうだったんでしょうか。

原作を読んでいないので、これらの展開にどうしてという感がぬぐえなくて、入り込めませんでした。
コメント
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