ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「コングレス未来学会議」、技術革新でスターはお払い箱!

2016-02-06 18:36:42 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆

SF映画好き、西欧アニメ好き  ☆☆☆

イスラエル・ドイツ・ポーランド・ルクセンブルク・フランス・ベルギー合作

「戦場でワルツを」で衝撃的なアニメを撮ったアリ・フォルマン監督作品。

今回は、現実社会と理想社会が描かれる。

40を過ぎた、往年の名女優ロビン・ライト(ロビンライトが演じる)。CGの契約を求められる。

すなわち、全身をスキャンされ、今後はそのCGで映画化されるというのだ。一番美しい時代そのままに。

はじめは断っていたが、難病の息子のために引き受けることに。

それから20年、コングレス未来学会議に招待される。

が、そこに入るには、ある薬品を飲んで、アニメで登場する必要があった。

そこは、往年のハリウッドスターたちが、アニメとして登場。

疑似恋愛などもすることに。

だが、息子への愛を捨てられないロビンは、再び現実へ戻るのだが。

現実とアニメ、これが混在し、アニメ世界はまた摩訶不思議、西欧アニメはちょっと稚拙にも見えるが。

ポーランドのSF作家スタニスワフ・レムによる小説「泰平ヨンの未来学会議」をアニメーションと実写を交えて映画化。

そこここに、ハリウッドに対する皮肉も込められて奥が深い。
コメント
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