ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ショート・ターム」、10代の少年少女を対象とした短期保護施設が舞台

2016-03-17 01:00:00 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆☆

ヒューマンドラマ好き ☆☆☆☆

サウス・バイ・サウスウエスト映画祭他、映画賞受賞多数。

ティーンエイジャーを預かる短期保護施設(ショート・ターム)、そこで働くケアワーカー。

自身も悩みを抱える中、問題児たちの心のケアに携わっていくが、施設のきまりで、問題児たちを言葉で説得しなければならない矛盾を感じながら、次々と起こるアクシデントをこなしていく。

同僚でボーイフレンドとの間に、子供もでき、順調のはずだったが。

新しく入所した女の子の父親からの虐待(性的)をケアするうちに、自らの過去に悩む。

これらの出来事を、自ら施設での勤務を経験したクレットンが、監督し、みずみずしい施設の描写は、心を和ませる。

ラストは、決してハッピーエンドではないが、希望を持たせる出来になっており、感動ものだ。

ケアワーカーを演じるブリー・ラーソンは実力派の演技で見せてくれる。

また、ファーストシーンとラストシーンの対比も見事。



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