おすすめ度 ☆☆☆☆
R+15
1926年、デンマーク。世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベの実話を描いた伝記ドラマ。
夫は風景画家、妻は人物画。
二人の芸術家の話だけに、映像はきれい。特にデンマークの風景の美しさに感動。
夫は風景画で一家をなしているが、妻の人物画は目新しいものがなく、売れない。
たまたま、モデルがいなくなって、夫にモデルを頼んだことから、夫の女性化が始まる。
女装の夫を描いて、売れだし、パリへ移住する。
舞踏会に女装して出かけ、姪としてごまかすが、心地いい。
まあこの辺の女装(ゲイではない)の心理が、わからないので、私自身は感情移入できなかったが。
その後の妻のバックアップや、友人の支援など、当時としては、許されなかった性転換手術へ踏み込んでいくさまが丁寧に描かれ、物語に入れる人には感動の物語となっている。
アカデミー賞を受賞した妻役のアリシア・ビカンダーの好演が光る。
夫役のエディ・レッドメインは、男と女を演じ、その華奢さが光っている。「博士と彼女のセオリー」といい、難役をこなしている。
きれいな景色と衣装は、アカデミー美術賞、衣装賞受賞も納得。
蛇足 トランスジェンダーについて、知ることが多い。
手術は、男性性器の切除と女性性器への転換の2段階に分かれる。
なお、映画では、2回の手術でとなっているが、実際は5回手術したらしい。
R+15
1926年、デンマーク。世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベの実話を描いた伝記ドラマ。
夫は風景画家、妻は人物画。
二人の芸術家の話だけに、映像はきれい。特にデンマークの風景の美しさに感動。
夫は風景画で一家をなしているが、妻の人物画は目新しいものがなく、売れない。
たまたま、モデルがいなくなって、夫にモデルを頼んだことから、夫の女性化が始まる。
女装の夫を描いて、売れだし、パリへ移住する。
舞踏会に女装して出かけ、姪としてごまかすが、心地いい。
まあこの辺の女装(ゲイではない)の心理が、わからないので、私自身は感情移入できなかったが。
その後の妻のバックアップや、友人の支援など、当時としては、許されなかった性転換手術へ踏み込んでいくさまが丁寧に描かれ、物語に入れる人には感動の物語となっている。
アカデミー賞を受賞した妻役のアリシア・ビカンダーの好演が光る。
夫役のエディ・レッドメインは、男と女を演じ、その華奢さが光っている。「博士と彼女のセオリー」といい、難役をこなしている。
きれいな景色と衣装は、アカデミー美術賞、衣装賞受賞も納得。
蛇足 トランスジェンダーについて、知ることが多い。
手術は、男性性器の切除と女性性器への転換の2段階に分かれる。
なお、映画では、2回の手術でとなっているが、実際は5回手術したらしい。