ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「リリーのすべて」、性転換手術をした男性の悲劇

2016-03-29 19:53:39 | イギリス映画
おすすめ度 ☆☆☆☆

R+15 

1926年、デンマーク。世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベの実話を描いた伝記ドラマ。

夫は風景画家、妻は人物画。

二人の芸術家の話だけに、映像はきれい。特にデンマークの風景の美しさに感動。

夫は風景画で一家をなしているが、妻の人物画は目新しいものがなく、売れない。

たまたま、モデルがいなくなって、夫にモデルを頼んだことから、夫の女性化が始まる。

女装の夫を描いて、売れだし、パリへ移住する。

舞踏会に女装して出かけ、姪としてごまかすが、心地いい。

まあこの辺の女装(ゲイではない)の心理が、わからないので、私自身は感情移入できなかったが。

その後の妻のバックアップや、友人の支援など、当時としては、許されなかった性転換手術へ踏み込んでいくさまが丁寧に描かれ、物語に入れる人には感動の物語となっている。

アカデミー賞を受賞した妻役のアリシア・ビカンダーの好演が光る。

夫役のエディ・レッドメインは、男と女を演じ、その華奢さが光っている。「博士と彼女のセオリー」といい、難役をこなしている。

きれいな景色と衣装は、アカデミー美術賞、衣装賞受賞も納得。


蛇足 トランスジェンダーについて、知ることが多い。

手術は、男性性器の切除と女性性器への転換の2段階に分かれる。

なお、映画では、2回の手術でとなっているが、実際は5回手術したらしい。
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香港旅行 七 マカオ

2016-03-29 17:29:49 | 日記
マカオ半日ツアーは、霧で散々でした。

マカオには、香港からとマカオからの、出国、入国の、手続きが必要で、行列に並んで査察を受けるので、疲れる。

おまけに、行きも帰りも霧で船が大幅に遅れる始末。

お陰で、ツアー時間も短縮。

なのに、霧で見えないマカオタワーで、小一時間費やし、霧の中バンジージャンプをしている人がいた。

カジノへ寄るがこちらはその趣味なし。一応、カジノを巡回するが、ビップは、また奥の秘密の場所でかけているみたい。見学は素人の賭け場のみ。

写真は撮影できず、ショッピングに案内されたのは、ホテル付属の高級店舗ばかり。


食事は、マカオ料理のバイキングだが、お客は日本人がほとんど、日本人好みの味だが、現場感なし。




港では、船遅延の大きな看板が。



でも早めのおかげで、暗くなる前に到着。

同行者が遅れるとのことで、ガイドは彼らを待たねばならず、我々は、地下鉄利用。ただしこれ自己負担。

地下鉄のエスカレーターのスピードの速いこと。

乗り換えも無事すまして、ホテルへ直行。

お疲れ様でした。




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