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「モヒカン故郷に帰る」、松田龍平主演のホームドラマ

2016-04-25 17:39:06 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

ホームドラマ好き ☆☆☆☆

題名からすると、はじけた息子のようだが、はじめこそパンクだが、終わりはもう良い子だ。

7年ぶりに、東京から瀬戸内の島に帰った永吉(矢沢永吉をもじってつけた名)。彼女が妊娠したからその報告に帰ったのだが。

父親が矢沢永吉大ファンで、女子高の吹奏楽部のコーチをしている。

はじめぎくしゃくしていた親子関係も徐々に打ち解けていく。

結婚式を挙げることになるが、そこで父親は倒れる。

そしてがんを宣告される。

ガンといえば死の病で画面が暗くなるはずだが、明るい。

沖田修一監督のユーモアセンスある映画つくりと、父親演じる柄本明の怪演と、ひょうひょうとした松田龍平の演技でカバー。

実にハートフルな映画に仕上がっている。

母親のモタイマサコ、恋人の前田敦子ら、脇も好演。

日本らしいホームドラマに仕上がっている。

広島のご当地映画でもある。

デスメタルバンドと矢沢永吉の組み合わせも妙。
コメント (1)
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