ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ハイエナ」、薬物に溺れる汚職刑事と、世界最凶とされるギャングの戦い

2016-04-28 17:13:07 | イギリス映画


おすすめ度 ☆☆☆

R+18 残酷な殺し方とその事後の映像がすごい

ホラー映画の祭典「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」出品作品。

麻薬捜査官でありながら、暴力を楽しみ金品を押収、麻薬をすくねる最低の捜査官マイケル。

だが、その動物的な感は鋭く、捜査はすばらしい。

ロンドン、そこにやってきたアルバニアの兄弟。とても危険。

その殺し方と来たら、残虐そのもの。

アクションシーンはほとんどないが、見せられる残酷シーンは不気味。

アルバニア人は、女も扱っていた。強姦シーンもえぐい。

そんな女に興味を持つ捜査官。

一方で、捜査に疑問を感じた上層部から査察が入る。

その男は昔同僚だった。

表と裏同時に責められるマイケル。

どツボにはまってどうなるか。

ギリギリした緊張感。

なかなかの出来だ。

だが、ラストは??


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「映画 『金日成のパレード』&『北朝鮮・素顔の人々』」を観る

2016-04-28 10:50:48 | 映画
おすすめ度 ☆☆

北朝鮮について知りたい人 ☆☆☆☆

二つの作品が含まれている。

一つは、1989年にポーランドの映画スタッフによって製作された、北朝鮮の実態を映し出したドキュメンタリー。

88年に開催された「北朝鮮民主主義人民共和国の建国40周年記念式典」の記録と、金日成の生誕などその偉業の紹介、金正日の当時の姿など。

芸術に造詣が深かったので、映画にも力を入れていた。

まあ、要は北朝鮮の戦意高揚映画だ。

これをばかばかしいとみるか、歴史的記録とみるかは、見る人にゆだねられる。

もう1本は、2000年代の北朝鮮。隠しカメラでとらえた市井の人々。

テレビで放映されたシーンもいあって目新しくはないが、パレードと対比的なので、構成としては面白い。

公開処刑とか、子供たちとか、当時の生の映像が痛々しい。

核弾頭とかミサイルとか、物騒な実験を繰り広げる北朝鮮、動向が注目されるが、近くて遠い国だ。

今この映画を見る意義は、よくわからないというのが率直な感想。

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