おすすめ度 ☆☆★
村上春樹好き、ハワイ(サーフィン)好き ☆☆☆★
ハナレイベイは、カウアイ島にあり、ハワイ語で「三日月のかたちの湾」という意味を持つ、その名の通り、三日月シェイプの湾。
そこは、サーフィンの聖地でもあり、サーファーが訪れる。
主人公サチの息子は、サーフィンをしていて、サメに襲われ亡くなった。
遺体確認のため、ハワイに来たサチは、遺骨を持ち帰るが、手形は頑なに受け取らなかった。
そして10年後、息子の死を受け入れられず、毎年ハナレイベイにやってきていた。
そこで、日本の青年2人と出会い、息子とダブらせる・
片足の日本人を見たという言葉を残して彼らは去る。
息子のことが忘れられず、海辺に立ち尽くすサチ。
やっと手形を受け取り、持ち帰る。
息子は嫌いだったといいながら、愛しているとも。
10年の歳月を経てやっと。
吉田羊が、ほとんど出ずっぱり。
97分の短尺だが、途中ゆったりしており、映画は長く感じる。
佐野玲於、村上虹郎が脇を固める。
自然の美しさは見事。