おすすめ度 ☆☆☆★
フランス・ベルギー・アメリカ合作
1992年のロサンゼルス暴動に巻き込まれた家族を描いたドラマ。
監督は、トルコ系の女性デニス・ガムゼ・エルギュベン。
ハル・ベリーと、ダニエル・クレイグの共演。
ミリー(ハル)は家族と一緒に暮らすことができない子どもたちを、貧しいながらも愛情を注いで育てていた。黒人街は貧しい。
それにしても。子供多すぎない。幼い子もいるし。
騒動は、テレビで見せられるが、やがて、子供たちも、紛れ込んで盗みを働こうと。
そこへやってきた警官につかまり、反抗するから余計いらだたれ、手錠をかけられ電柱に括り付けられてしまう。
警官もいらだっていて、黒人とあれば見境なくつかまえる模様。
一方、若者たちは、友人がけがをするが、助けてくれる人もおらず、警察がどこかもわからずてんやわんや。
この二つの事件が、暴動を背景に起こり、この映画のメインになっている。
ちょっと取っ散らかっているが、問題意識は確か。