おすすめ度 ☆☆☆☆
突然の余命宣告を受けた73歳の女性が自身のお葬式計画に奮闘する姿を描いたロシア映画。
ロシア映画にしては珍しいシリアス映画。
だが、自らの葬式を実行する話にしては、実にからっとした展開。
昔教師だったせいか、几帳面。
わざわざ死亡診断書を書いてもらい、棺桶まで用意するありさま。
息子はいるが、都会にいる息子に迷惑をかけたくないと。
原題は「解凍される鯉」で、ラストはこれが生きてくる。
なぜかザピーナッツの「恋のバカンスが」出てきてほっこり。
老人と死のテーマは万国共通。