おすすめ度 ☆☆☆★
ヒューマン映画好き ☆☆☆☆
第3回ソウル国際料理映画祭のオープニング作品に選定され「映画と料理が与えてくれる心の癒しを分かち合える作品」と賞賛された。
総菜屋を営む母親と、ほぼ無職な非常勤講師の親子愛を描いた作品。
母親が認知症を患ったことで、大混乱の家族。
ぐうだらな息子が、俄然料理に目覚めて、母親のレシピノートを出版。畳みかけた店を復活。
その間に、母親の謎(長男がいて、アヒルのボートで、水難、なくしてしまう)、それがトラウマ。
監督の身近に認知症の人がいて、それを取り込んで、認知症をうまく描いている。
こんな地味な映画でも、韓国映画の力はすごい。
後半は、涙なくては見られない。