おすすめ度 ☆☆☆★
1961年に実際に起こったゴヤの名画盗難事件の知られざる真相を描いたドラマ。
60才のタクシー運転手のケンプトン・バントンは、公共放送の受信料を無料にする運動をしているが、ゴヤの名画「ウェリントン公爵」を14万ポンドでロンドン国立美術館が買い取ったというニュースにその金を運用すれば、何万人もの年金生活者の受信料を無料にできると考える。
日本でも、NHKの受信料があるが。我が家のテレビは、申告していないので、BS放送では、下の一部が見れないようになっている。
この映画の主人公夫婦がなんとも味がある。
妻を演じるヘレンミレンのうまさだが。
裁判の経緯が面白い。ただ借りただけ、公共のための活動。
弁護士も演技がうまいが、陪審員の評決が秀逸。