おすすめ度 ☆☆☆☆ 劇場鑑賞 (久々)
長崎のご当地映画。
小学5年生のひと夏の冒険!
1986年、夏。斉藤由貴とキン肉マン消しゴムが大好きな小学5年生の久田は、夫婦ゲンカばかりだが愛情深い両親や弟と暮らしている。ある日彼は、家が貧しく同級生から避けられている竹本と、イルカを見るため海へ出かける。溺れそうになったり不良に絡まれたりと様々なトラブルに遭遇しながらも友情を育んでいく久田と竹本だったが、やがて別れを予感させる悲しい事件が起こる。
青春映画も数多くあるが、初監督だけあってややぎこちないところもあるが、終盤で涙があふれ来る感動物語。
家が貧しく、友達のいない竹ちゃん。
父母の喧嘩の絶えない久ちゃん。ただ夫婦は仲良し。
ふたりが、目指したのはイルカのいるプーメラン島。
監督はこれが第一作。長崎出身。故郷を舞台に素晴らしい映画を撮り上げた。
そして、二人の別れが切ない。
大人になった久ちゃんを草なぎ剛が演じる。
手だれた脇役の演技も光っている。