おすすめ度 ☆☆☆
アイヌに興味のある方 ☆☆☆★
日本・アメリカ・中国合作
第19回トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門で審査員特別賞を受賞。
北海道阿寒湖。
アイヌの血を引く青年。高校を出たら都会へ就職を考えている。
最近父が亡くなった。そんな中、カントの父の友人だったアイヌコタンの中心的人物デボは、カントをキャンプへ連れて行き、自然の中で育まれたアイヌの精神や文化について教え込もうとする。
後半は、このアイヌの伝統行事をドキュメント風に描写していく。
消えゆく少数民族の伝統行事。
それは、本土への同化のアンチテーゼだ。
この映画の、動物を殺していませんのテロップは、クマの頭を神として扱うこの映画と矛盾している。