おすすめ度 ☆☆
巨大怪獣の死体処理を題材に描いた空想特撮エンタテインメント。
人類を恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然死んだ。国民が歓喜に沸く一方で、残された死体は徐々に腐敗・膨張が進んでいく。
政府が、この問題に対処しようとするが、この政府の混乱ぶりが面白い。ただ、すべったコメディ。俳優陣は豪華。なにしろ松竹と東映の合作だ。
だが、怪獣の発する匂いが、うんこかげろかという下ネタにはうんざり。
一方、この問題に解決に当たる、首相直轄組織・特務隊の隊員である帯刀アラタ(山田涼介)、その元恋人で環境大臣の秘書官雨音ユキノ(土屋大鳳)。
陣頭指揮を執る内閣補佐官は、ユキノの現在の夫。この三角関係がどろどろ。
最後は、デウスエクスマキナで幕。
まあ、滑った大作だ。