おすすめ度 ☆☆☆
安楽死に関心のある方 ☆☆☆★
劇場未公開 Unext鑑賞 テレビ映画として 2010年製作
彼は “死の医師” なのか? 激論を巻き起こしながら、人間の死ぬ権利を問いかけた実在の医師ジャック・ケヴォーキアンを描く真実の物語。主演はアル・パチーノ。
第62回エミー賞では、14部門で計15個の大量ノミネートを獲得している話題作。
見る者すべてが安楽死の問題について考えさせられるだけでなく、医師ケヴォーキアンの苦悩と葛藤、彼やその周囲の知られざる実像にも迫った、見応えあふれる秀作だ。
医師ジャック・ケヴォーキアン(パチーノ)は1980年代、病状が末期を迎えた患者たちを苦痛から救うべく、彼らの自殺幇助に関わり始める。その数、130人以上。そのせいで“死の医師(ドクター・デス)”なる異名で呼ばれ、全米のマスコミからも注目を集めたケヴォーキアンだが、ついに逮捕されてしまう。全米が安楽死の賛成派と反対派で二分され、両者が激しく議論を戦わせる中、彼に下った審判とは……。(投獄されてしまう)