ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「猿楽町で会いましょう」、その嘘は本当ですか!

2023-06-07 19:25:34 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

R15+

第2回未完成映画予告編大賞MI-CANでグランプリを受賞した児山隆が、同受賞作を長編監督デビュー作として映画化。

1章、2章、3章に分かれた三部構成になっていて、1章が駆け出しカメラマンの修司(金子大地)の視点から、読者モデルのユカ(石川瑠華)と出会い、恋に落ちて、身体が結ばれるまでを描く。

ところが2章になると、今度はユカ視点で彼女が新潟の田舎から上京してくるところから物語が始まる。これがビックリの仕掛けで、彼女は自分が有名になるためだったら何でもするようなビッチ系キャラクターなのである。修司もそのための捨て石の一つくらいにしか考えていない。

3章は修司がユカに騙されていることに勘付き、ユカもあちこちでついていたウソが露呈して精神的に追い詰められて、ついに修司がユカの浮気現場を押さえて破局を迎えるところまでを描いている。

とことん落ちぶれていくユカは自業自得な部分もある。しかし彼女のような人間を自分の欲望を満たすためだけに利用する男たちの存在も醜悪であり、彼らのような人間がいなければここまでユカが落ちぶれることもなかったことを考えるととても彼女が哀れにも思えてきた。

青春ラプソディ!

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 「嵐を呼ぶ男(1957)」、石原裕次郎主演映画!

2023-06-07 16:38:31 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

石原裕次郎好き ☆☆☆★

NHKBS プレミアム 鑑賞  1957作品。

嵐を呼ぶ男』(あらしをよぶおとこ)は、1957年1966年1983年に公開された日本映画ドラマーの男性と芸能マネージャーの女性の恋および、男性の挫折が描かれる。

第一作は、石原裕次郎主演。

当時ジャズ喫茶で生演奏があり、そのバンドのごたごた。

ドラマーの引き抜きとその穴埋めの青年の台頭。

敏腕女マネジャーとの恋のさや当て。

裕次郎のやんちゃぶりが、映画を引き立てる。

やくざが出たり、酒を飲みすぎたり、母親との確執などちょっと乱暴。

 

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