おすすめ度 ☆☆☆
スパイ映画好き ☆☆☆★
中国の巨匠チャン・イーモウが、1930年代の満州を舞台に描いたスパイサスペンス。
雪景色の中の黒衣装はなかなか映える。
1934年、冬。ソ連で特殊訓練を受けた男女4人のスパイチームが、極秘作戦「ウートラ計画」を実行するため満州国のハルビンに潜入する。彼らの目的は、日本軍の秘密施設から脱走した証人を国外脱出させ、同軍の蛮行を世界に知らせること。しかし仲間の裏切りによって天敵・特務警察に計画内容が察知され、リーダーのチャン・シエンチェンが捕まってしまう。残された3人と彼らの協力者となったジョウ・イーは、どうにかピンチを切り抜けるべく奔走するが……。
敵味方とも、同じ顔をした衣装も同じときては、人を見分け難い・
アクションシーンなどは迫力があるが、肝心の劇部門でハンディが。
敵味方入り乱れてのアクションシーンは、哀愁が漂っている。
中国映画らしい。