ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」、晩節なんて穢したっていい、好きに行動すればいいの!

2023-06-23 19:32:23 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

2021年11月に99歳で没した作家で尼僧の瀬戸内寂聴のドキュメンタリー。

監督は、17年間にわたり瀬戸内寂聴に密着して撮影を続け、2015年に放送されたNHKスペシャル「いのち 瀬戸内寂聴 密着500日」のディレクターも務めた中村裕。

たしかに、素の寂聴。

ステーキやすっぽんまで、90歳を超えての食欲に感心。

寂聴は出家してから、肉欲は避けてきたというから、この中村監督とも、肉欲関係はないだろう。

だが、素をさらけ出して撮影させたから、寂聴にもそれなりの覚悟で付き合っていたのだろう。

それゆえ、寂聴の本音みたいなものは読み取れない。

90歳の一老女の生活を覗いた感じ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブラック・ライダー」、白人天下の大西部に敢然と挑戦した人呼んでブラックライダー!

2023-06-23 16:37:18 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞 1972年製作

シドニー・ポワチエ監督・主演の黒人西部劇。

南北戦争が終わって間もなく、アメリカに新しい時代の夜明けが近づいている。しかし北軍の勝利によって奴隷制度は廃止されたものの、偏見は根づよく残り、南部を逃れて西部に渡る幌馬車の黒人たちの心を暗くしていた。そんな彼らの心の支えになったのは、黒人ガイドの元北軍騎兵隊軍曹バック(シドニー・ポワチエ)だった。黒人の移住者を目の仇にする白人は多く、中でもディシェイ(キャメロン・ミッチェル)に率いられる無法者たちの行動は目にあまった。

人手不足に陥った南部の農場主は、幌馬車隊に嫌がらせをして黒人を元の場所に引き返させようとするのが争いのモトで、邪魔なバックを排除しようとして双方が対立する。そこに絡むのが黒人牧師のラザフォード(ハリー・ベラフォンテ)で、始めは賞金欲しさにバックに近づくが、白人たちの残虐行為にバックと手を組む。

銀行強盗をしたりと、違法もお構いなしだが、インディアンの助けを借りるなど、バックは、黒人たちのヒーローとなる。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする