ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「離ればなれになっても」、サヨナラの数だけ愛情が深まる!

2023-06-21 20:46:08 | イタリア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

PG12

イタリアで国民的大ヒット!エットレ・スコーラ、ジュゼッペ・トルナトーレ作品を引き継ぐ、人生賛歌の新たなる傑作!!

1982年から2022年を舞台に、時代の波に翻弄されながら出会いと別れを繰り返す男女の愛の行方を、「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ監督が描いた映画。

1982年。ローマで暮らす16歳の少女ジェンマは同級生の少年パオロと恋に落ち、彼の親友ジュリオやリッカルドとともに青春を謳歌していた。しかしジェンマは母を亡くし、ナポリで暮らす伯母のもとへ引き取られることに。1989年。それぞれ教師、俳優、弁護士として社会に出た3人の男たちはジェンマと再会するが、彼女はまるで別人のように変わってしまっていた。

人間、間違えることもある。沢山ある。後悔ばかりだ。それでも、やり直すんじゃなくて、乗り越えていくんだ。意外に普通に。

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「アラバマ物語」、物まね鳥を殺すこと!

2023-06-21 17:06:33 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞  1962年製作

ピュリッツァー賞を受賞したハーパー・リーの自伝的小説を原作に、1930年代のアメリカ南部で人種差別に立ち向かう弁護士の闘いを幼い子どもたちの視点から描いた名作ドラマ。

グレゴリー・ペックが1963年・第35回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した。

1932年、人種差別が根強く残るアラバマ州の田舎町。弁護士フィンチは妻に先立たれ、まだ幼い2人の子どもたちと暮らしている。ある日、彼は白人女性に性的暴行を加えた容疑で逮捕された黒人青年の弁護を担当することに。何よりも正義を重んじるフィンチは、差別や偏見に立ち向かいながら、青年の無実を証明するべく奔走する。しかし町民たちはそれを快く思わず、フィンチや子どもたちに対する風当たりは日ごとに強くなっていく。

クライマックスは、裁判での弁護演説だろう。

子供たちの活躍(演技も含めて)は素晴らしく、それが、本題の人種差別問題を浮き彫りにしていく。

 

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