おすすめ度 ☆☆☆
R15+
すれ違い、惹かれあう男女の姿を描いた越川道夫監督の「誰でもない恋人たちの風景」シリーズ第3弾。
左半身が動かなくなり、絵を描かなくなった画家のスギちゃんの妻であるサキは、深夜のファミレスで働き生活を支え、彼にまた絵を描いてほしいと思っていた。しかし、スギちゃんは、サキに依存しなければ生きられない自分に苛立ちを感じていた。愛し合うことさえままならず、ふたりの間に大きな亀裂が生まれた日、サキはファミレスの同僚ユキオと結ばれる。そしてスギちゃんはサキと別れる事を決意するのだった…。
しかし、スギちゃんをみとった父親が、心臓まひで亡くなり、ふたたびサキと暮らすことに。
スギちゃんは、やっとセックスができるようになった。
淡々とした物語の進行。
半身不随者の介護の大変さ。