おすすめ度 ☆☆☆
お風呂好き ☆☆☆★
お湯好きの人々のエピソードを交えながら、銭湯の2代目の兄弟の悩みを描く。
亡き父が遺した銭湯「まるきん温泉」に戻ってきた建築家の三浦史朗は、店を切り盛りする弟・悟朗に、銭湯をたたんでマンションに建て替えることを伝える。一方、郵便局員の横山は「入浴、お風呂について深く顧みる」という「湯道」に魅せられ、湯道会館で家元から湯を学んでいる。定年後は退職金で自宅に檜風呂を導入したいと考えているが、家族には言い出せずにいた。そんなある日、まるきん温泉のボイラー室でボヤ騒ぎが発生し、悟朗が入院。店の看板娘・いづみの助言もあり、史朗が弟に代わって数日間だけ店主を務めることになる。
豪華配役で、風呂をめぐるコメディ、色んな風呂が出てくるし、湯の作法もばっちり。
女風呂の描写は少なく、裸を期待すると外れ。
ちょっと、出てくるシーンがごちゃごちゃして分かり難いが、なじみの俳優たちなので迷わない。
中では、柄本明がもうけ役。
湯道の提唱者小山薫堂のオリジナル脚本。