おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
人気作家・真保裕一の同名小説を水田伸生監督が映画化し、政治家一族の孫娘誘拐事件の行方を描いた社会派サスペンス。
期待してみたが的外れ。
特に、舞台挨拶付きで見たが、くだらないトークに参った。三人は、中島健人を除いて端役だった。
映画自体も金はかかってそうだが、面白くない。テンポで見せてるだけ。
政治家一族である宇田家の次男・晄司は建築会社を設立したものの倒産し、政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・清治郎の秘書を務めながら煮え切らない日々を過ごしていた。そんなある日、宇田家の長女・麻由美の幼い娘が誘拐されてしまう。犯人の要求は身代金ではなく、翌日の午後5時までに記者会見を開いて清治郎が犯した「罪」を告白しろというものだった。それは国家を揺るがすほどの罪で、権力に固執する清治郎は口を開こうとしない。晄司は家族の命を救うため、罪に隠された真相を暴くべく立ちあがるが……。
つかみはいいが、あとは家族問題。
犯罪自体に、合理性が乏しい。
警察が生かされていない。
政治家の描写も中途半端。
まあ、終わりまで見れたけれども。