ひろの映画見たまま

映画にワクワク

堺雅人、菅野美穂結婚のニュース

2013-03-22 17:44:50 | Weblog
堺雅人と菅野美穂が結婚するというニュースが流れた。

例の映画「大奥」を思い出す。

両方とも、慎重派だったので、まあ間違いないだろう。

それにしても、30歳超え、これが日本の現状か?

久々に大物俳優の結婚話が出て、うれしい。
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「塀の中のジュリアスシーザー」、本物の囚人がシェークスピア劇を熱演

2013-03-21 19:52:35 | 映画
おススメ度 ☆☆☆
    演劇好き ☆☆☆☆

イタリア映画。タヴィアーニ兄弟の作品。

日本では考えられないが、囚人それもかなりの重犯罪人。

彼らが、年に一度、演劇を一般人に披露するという。

冒頭、刑務所へ入っていく人々、囚人たちの熱演に拍手。

白黒とカラーのシーンが交互に行き来するのでちょっと戸惑う。

まず、演劇のタイトル(この場合、ジュリアスシーザー)が発表され、それからオーディションが、

そこで囚人達がショートコントを演じるが、個性が垣間見れる。

さすが極悪犯だけあって、体はでかいは、つらは厳しいは、本物の役者より、ギリシャの戦闘員みたい。ただし、映画は、イタリア語、それも方言が使われたらしい。

さらに、劇は、物語に沿って展開されるが、刑務所が工事中とあって、場所はそこここ、石畳だけに、リアルさが増す。

そして戦闘シーン、これは舞台が主体だが、戦士たちのクローズアップと叫び声で、迫力満点。

上映時間76分の中編ものだが、中身は濃い。

ただ、演劇主体だけに、一般ファンには荷が重いかも。
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「僕たちのムッシュラザール」、アルジェリア人教師と生徒たちの交流

2013-03-20 18:00:31 | 映画
おススメ度 ☆☆☆
    子供たちの映画好き ☆☆☆☆

フランス語なのでフランス映画かと思ったが、カナダ・ケベックの映画だ。

学校で、女性教師が首をつって死んだ。

それを最初に発見したのは、彼女にかわいがられていた男子生徒。

彼が先生たちを呼びに行き、生徒たちは校舎から出されるが、一人女の子が現場を覗く。

学校では、この話題は封印され、カウンセラーの教師が派遣される。

だが、事件を知った教師たちは、後任になり手がいない。

そんなとき、アルジェリア出身で、教師の経験のある男性が校長のもとに来て、採用を促す。

で、その教師による授業が始まる。

ユニークな教育方法で次第に生徒たちと打ち解けていく。

淡々と語られる、授業内容や、教師の身辺の描写が続けられ、徐々に教師の正体と、生徒たちと自殺した先生のことが明らかにされていく。

なかで、規則でがんじがらめの現代の教育現状や、アルジェリア難民の受け入れのむつかしさなどの社会問題があぶりだされる一方。

ラザール先生の秘められた苦難の過去が暴かれ、生徒たちの自殺した先生との交流も明らかになっていく。

淡々とした描写の中に、文学的な表現もちりばめられ、人と人との交わりの大切さが描かれる。

教育は、人間が行うものであり、心の触れ合いこそが大事だと教えてくれる。

決して、説教調でなく、淡々とした描写で描き出す力量はさすが。

主役を務める男女の学生が何とも自然で、その苦悩がよく出ていた。

本当に身近でおじさんに遭遇した少年が演じたという、道理で自然に泣けた。
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「キャビン」、ハチャメチャホラー映画です。

2013-03-19 19:32:01 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
    ゾンビ映画好き ☆☆☆☆

最近は、ゾンビ映画も数々出て、飽きた人も多いが、まだまだファンもいるらしい。

こんな映画を推薦すると、また変な映画ばかり見てと、見下されそうだが、この映画、並のゾンビ映画ではない。

というのも二重三重にしかけられた、設定が、そして、総動員とでもいおうかわんさかと怪物や怪獣たちが出てくる。それも見慣れたものが多い。

当然、貞子で息巻く日本も取り上げられる。

でも学校で、出てきたホラーの結末がカエルでは?

ま、ねたばれしそうで、詳しくはかけないもどかしさが……

それにしても、最初は若者がデートに選んだキャビン。

2組の男女ペアで出かけ、ひょっとしたらいいことでもしようかという魂胆か?

でも、そのキャビンが怪しかった。とまあ、続いていくのだが。

やはりこの手の作品は、予見なしで見ないと興味が半減する。

ネタバレ要注意だ。

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「モンスタークラブ」、アメリカの爆弾魔ユナボマーをモチーフにした映画だそうです。

2013-03-18 16:14:18 | 日本映画
おススメ度 ☆☆

豊田利晃監督作品。

雪深い山の中で、隠遁生活を送る青年。

だが、彼は企業やテレビ局に手製の爆弾を送り続けます。

宮沢賢治や夏目漱石が出て来て、かなり観念的な映画となっています。

文学好きには、この解釈の読みすすめに興味がわくのかもしれません。

でも、そこから、弟や兄の亡霊というか、仮想での登場というか、でてきて、彼に説教します。

そうなると普通の物語の読み込みでは理解できない場面がたくさん出てきます。

そして、回想シーンには、家族だんらんのシーンが、今はバラバラになった家族。それが彼のトラウマかもしれません。

警察にも追っかけられ、首相あての爆弾を抱えて、都会へ出てきます。

そして、絶叫!

問題はどう解決するのでしょうか?

瑛太と窪塚洋介、二人の若者対決が見ものです。


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宮部みゆき原作の映画化、韓国映画「火車」

2013-03-17 20:15:25 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

韓国では結構評判の映画。

宮部さんの緻密な構成が生かされて、かなり説得力のある展開です。

ただ、やはり、物語が入り組んでいるので、途中だれます。

結婚目前の二人、彼氏の実家へ挨拶に行く途中、彼女が突然忽然と失踪。

前日、濃厚な愛を交わしたばかりなのに。

彼氏が、彼女のアパートや勤務先を調べまくった結果、カードを作る過程でのトラブルから、彼女が勤め先に嘘の経歴を出していたなど、不可解なことが。

たまたま、警察を首になった「兄」と呼ぶいとこに、調査を依頼。

その兄が、事件の可能性をかぎつけ、調査にのめりこむことに。

結局、父の借金漬けに始まり、カード破産の問題と宮部流の社会派テーマに。

だが、映画はそこはあまり深く描かず、彼女の犯した罪を追及していきます。

後半、韓国映画独特のタッチで、彼女との接触が始まり、追っかけのドラマとなります。

ラストは原作と違うようですが、まあ、なるようになったという感じです。

韓国独特の、がなり場面が多く、おこりまくります。イ・ソンギュンがまさに迫真の演技でがなります。



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NHK朝ドラ「純と愛」、まもなく終了!

2013-03-16 18:56:59 | テレビ
昨年10月から放映されまもなく終了(撮影は終了)

純役の夏菜は「GANZ」でヌードを披露したことで有名だったが、この純役を演じてぐっと成長した。

都会へ出て、ホテルマンとして就職したが、そこでの活躍ぶりが、度が過ぎていろんな出来事を起こしてしまい。支配人に目をかけられ何とかこなしていたのが実情。

その間、喜怒哀楽の激しい、自分の意見を強硬に主張する、一見かっこよいが、実は失敗の連続の役どころで、ずいぶん鍛えられたであろう。

さらに、相方の愛が、ちょっと問題児で、二人して一人前のようなところがあり、それがこのドラマを面白くしていた。

そして、沖縄に帰って、父のホテルを再建しようと努力するもむなしく挫折。

ある意味挫折の連続で、ぞのたび人々に助けられ、今日までやってこれたそんな感じのドラマだ。

そして、今、ラスト近く、やっと離婚の危機も乗り越えた夫婦。そして、天敵のようだった愛の母親もやさしさを見せてくれ、家族のホームドラマの体をなしてきた。

NHKドラマのいいところは、脇役が充実していることで、いつも、面倒を起こしたり、助けてくれたり、ホームドラマの体をなしていく。

夏菜も1年近くこのドラマにかかりっきりだったようで、これからは、その力強さでいいドラマに出てほしい。

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ブラジル映画「汚れた心」、第二次大戦後、ブラジルで起きた事件です。

2013-03-15 17:40:24 | 映画
おススメ度 ☆☆☆
   
これは全国規模での劇場公開はされませんでした。

日本人の俳優が出演、日本語のシーンが多いので、一見日本映画かと思われますが、これは純然たるブラジル映画です。撮影もブラジルで行われたそうです。

したがって、時代背景や登場人物の心情など今の日本人には、分かりにくく、その割には、殺人事件というショッキングな映像があふれていて、日本人としてちょっと見るのを躊躇する映画です。

終戦後、日本の負けを信じない人たち、彼らは、連合国側にいて強圧的なブラジル政府にはいい印象は持っていなかったでしょう。彼らは、時代の流れで、移民を奨励され、本当は金を儲けて帰国するはずだった人々。

前半に、ブラジル軍による、襲撃と国旗の焼却など、屈辱を受けます。警察に抗議に向かいますが、逆に取り調べの対象に。

そして起こる、負けを信じる常識派への攻撃(常識派は無線などで、日本が負けたことを知っていました)

このショッキングな出来事を、どれだけ冷静に受け止められたでしょうか。

それにしても、奥田瑛二が重要な役どころの、日本軍人を演じ、さらに現地で俳優の指導もし、共同プロデューサーも務めています。

主演の伊原剛志は、男優主演賞を得たほどの熱演です。

しかし、いかんせん、日本人同士の、刀やピストルによる殺し合いがテーマのようなこの映画に、やくざ映画の潔さもなく、悲しいばかりです。

本当は、このような戦争による後遺症の悲劇は、もっとみんなに知ってもらいたいのですが、この映画ばかりは刺激が強すぎます。

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「野蛮な奴ら SAVAGES」、麻薬を巡る若者対組織、かなりバイオレンスです

2013-03-14 10:41:44 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
     サスペンス好き ☆☆☆☆

オリバーストーンが、こんな暴力映画をとるとは?

でも主人公は、結構シャイな若者3人。それも一人の女性を共有とは?

で、彼ら、麻薬で大儲け、カリフォルニアビーチで結構なデラックス生活。

男二人は、一人は植物学者で、麻薬栽培を取り仕切っている。

もう一人は、アフガン帰りの元傭兵でマッチョな肉体派。

この二人を弄ぶセクシー美女。

冒頭から、ねちこいラブシーンです。

でナレーションを務める彼女、冒頭から「私は最後まで生きているかしら」と不穏な発言。

そんな、彼らのもうけ話を横取りしようおする組織が現れて、取引に。

取引に応じなかったので、彼女が誘拐され取引の材料に。

そこから、暴力の連鎖が始まる。

組織のボスは女性だが、なかなかの貫録。

その手下が、これまた顔面威圧のすごいお方。

かなりえぐいグロテスクシーンもありますが、話自体は単純、お決まりのアクションシーンも結構出てきて、なおかつ誘惑と監禁という要素が加わります。

そして面白いのは一端エンドの後に意外な展開が。

まあ、スリリングはたっぷり楽しめます。

ジョン・トラボルタが、一癖も二癖もある麻薬捜査官を演じて、光っています。
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「逆転のメソッド」、アイデア商品で一儲けした実話の映画化です。

2013-03-13 16:52:54 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

劇場非公開です。2009年作品。

アイデア商品を開発、一儲けした実話の映画化です。

ジェレミー・レナーとのダラス・ロバーツのコンビがなかなか芽の出ない、アイデア商品の販売をして、行き詰って、最後に一発あてる物語です。

エジソンの「あきらめかけたときが成功の基」という言葉に励まされ、売れない商品を何とか売ろうと苦労する物語です。

はじめは、夢見る犬の腕時計です。

でも、資金がいるといっては、ギャンブルで、いったんは勝ちそうだが結局負けてしまう。心の弱い男たちです。

ダラスロバーツには、エアホステスの恋人ができ、彼女がキーマンを務めます。

一度は別れた彼女、新しい、「話をする栓抜きが」当たると直感。

彼らの話に乗っかります。

そんな、紆余曲折あって成功するハッピーエンディングです。

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