おススメ度 ☆☆☆
お笑い、やくざ映画好き ☆☆☆☆
宮藤官九郎脚本、三池崇史監督作品。
高橋のぼる『土竜の唄』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)の映画化。
5分に一度何かが起こるのキャッチフレーズ通り、次々とテンポよくストーリーが展開するので、130分は一気に過ぎてしまう。
さらに後半には、次作をにおわすしかけがあり、続編は作られる予定だ。
男前の生田斗真が、ダメ警官で、潜入捜査官を務めるので、ちょっと意表を突いた感があるが、結構似合っている。
ヤクザを演じる面々は、山田孝之、岡村潔、上地雄輔のように、メークでやくざを演じる面々(はじめはちょっと誰が演じているのかわからな)。
一方で、岩城滉一、大杉連、伊吹吾郎などの本物っぽいベテランの役者。
それに、一番キャラの立っている堤真一。
警察の面々はどちらかというと、コミカルで軽い感じで、全員で土竜の唄を歌う。
という風に、いわゆる世界的に見た潜入捜査官のイメージとは違いすぎる。
まったく重さがない。
それは、アクションや、ストーリーは結構シリアスなやくざ映画なのだが、クドカン流のコミックが入ってきて、作品を軽くしている。
冒頭の潜入捜査官のトライアルで結構えげつないシーンがくりひろげられ、一方、ラストでは、麻薬取引に動物を使うというアイデアもので、映画に幅が見られる。
生田と山田の対決シーンは、これはもうサービスとしか思えない、軽めのアクション。
警察とヤクザ、それもヤクザの組同士の争い、仲間内でのポスト争い、そこへ潜入捜査官。やくざの中にも潜入捜査官に好意を持つものも出てくる。
その複雑な構図をうまくまとめあげた手腕は立派なもの。
全国を駆け回って、セット現場をロケハンしたらしく、それぞれのシーンでの背景はきっちり押さえてある。
お笑い、やくざ映画好き ☆☆☆☆
宮藤官九郎脚本、三池崇史監督作品。
高橋のぼる『土竜の唄』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)の映画化。
5分に一度何かが起こるのキャッチフレーズ通り、次々とテンポよくストーリーが展開するので、130分は一気に過ぎてしまう。
さらに後半には、次作をにおわすしかけがあり、続編は作られる予定だ。
男前の生田斗真が、ダメ警官で、潜入捜査官を務めるので、ちょっと意表を突いた感があるが、結構似合っている。
ヤクザを演じる面々は、山田孝之、岡村潔、上地雄輔のように、メークでやくざを演じる面々(はじめはちょっと誰が演じているのかわからな)。
一方で、岩城滉一、大杉連、伊吹吾郎などの本物っぽいベテランの役者。
それに、一番キャラの立っている堤真一。
警察の面々はどちらかというと、コミカルで軽い感じで、全員で土竜の唄を歌う。
という風に、いわゆる世界的に見た潜入捜査官のイメージとは違いすぎる。
まったく重さがない。
それは、アクションや、ストーリーは結構シリアスなやくざ映画なのだが、クドカン流のコミックが入ってきて、作品を軽くしている。
冒頭の潜入捜査官のトライアルで結構えげつないシーンがくりひろげられ、一方、ラストでは、麻薬取引に動物を使うというアイデアもので、映画に幅が見られる。
生田と山田の対決シーンは、これはもうサービスとしか思えない、軽めのアクション。
警察とヤクザ、それもヤクザの組同士の争い、仲間内でのポスト争い、そこへ潜入捜査官。やくざの中にも潜入捜査官に好意を持つものも出てくる。
その複雑な構図をうまくまとめあげた手腕は立派なもの。
全国を駆け回って、セット現場をロケハンしたらしく、それぞれのシーンでの背景はきっちり押さえてある。