おすすめ度 ☆☆★
バットマンをはじめとするヒーローたちによって投獄され、死刑や終身刑となった悪党たちが、減刑と引き換えに戦うという奇想天外な物語。
だから登場人物は皆わけあり。
ただ、ウィルスミス扮するスナイパーのデッドショットは、あまり悪役に見えない。
一番悪役に見えるのはジョーカー。でもこのジョーカー途中で消えてしまってあまり活躍しない。（予告編では目立っていたのに）
でも、なんといっても女傑のハーレークイーンはちょっといかす女だ、彼女が主役みたいだ。バットが武器とは恐れ入るが、それもかっこいい。
まあ、お決まりのアクションシーンのオンパレード。ただ、最近は、もうこの手のアクションは普通になってしまった。
一方、日本人がメンバーに加わり、日本語を話すが、相手役の日本語が変で、興ざめ。
まあマーベルものお好きな方には、満足だろうか？
おすすめ度 ☆☆★
ミステリー好き ☆☆☆★
一部劇場で公開
デンマーク・ドイツ・スウェーデン合作
デンマークの人気作家ユッシ・エーズラ・オールスンによる世界的ベストセラー「特捜部Q」シリーズの映画化第2弾。
特捜部Ｑのデスクに、２０年前の双子惨殺事件のファイルが置かれていた。
その後、その捜査をしていた元警部が自殺したことで、カールとアサドのコンビが動き出す。
名門寄宿舎学校の近くでおきた兄妹惨殺事件だったが、そこで行われていたのはもっと罪深いものだった。
その出身者たちが、現在では、社会的地位を得て活躍している。
そんな、おぞましい物語を、剛腕警部が暴いていく。
事件に関係する謎の女性が怪しく、また、行われた行為が、おぞましいものだけに余計ミステリアス。
犯人は意外と早くわかってしまうので、捜査とその裏側のサスペンスがたまらなく引き付ける。
デンマークという舞台そのものがミステリアスに見えてくる。
おすすめ度 ☆☆
一部劇場で公開、早くもＤＶＤ化
ビル・マーレイ主演のコメディ＋シリアス。
ブルース・ウィリスが出ているので、アクションを期待するが、派手なアクションはありません。
アフガニスタンでは、女性が歌を歌うのが禁じられている。歌いたい希望の女性が、オーディション番組「アフガン・スター」に出演。
これは実話で、この実話をヒントに映画は作られている。
落ちぶれ音楽マネージャー、一発当てようと、アフガン慰問に歌手を連れて出発、だが、物騒なアフガンに恐れをなして女性が、一切を持ち逃げ帰国してしまう。
すっからかんのマーレイ、銃の密売を手伝う。現地で一泊することになり、、歌姫に出会う。
二人は意気投合、オーディションに出演。
そこからが、大変、親が許さない。
という顛末。
ビル・マーレイがいかにもの役で笑いを取る。
アフガンとロックの組み合わせもよいのだが、いまひとつはじけない。
題名も意味不明。
渋い二人がもったいない。
おすすめ度 ☆☆
ＷＯＷＯＷで先行上映
小説家の男と情報処理の仕事をしている女、この二人の情事を、ホテルでの会話とセックスのみで描いた安上がり映画。
原題も「28 Hotel Rooms」とそのまま。
お互いセックスはするものの、結婚には踏み切れず、男は恋人と結婚してしまう。
そして、情事の結果、女に子供ができるが、夫とともに育てるという。
まあ、２８回のラブだから、一応バリエーションもあるが、ある意味退屈。
クリス・メッシーナ、マリン・アイルランド共演。監督はマット・ロス。
しかし、ホテルの部屋だけで、２８も、会話とラブシーン。創意工夫の余地は大きい。それだけ冒険なのだが。
おすすめ度 ☆☆★
２０１３年、ボリショイバレエ団の元スターダンサーにして芸術監督のセルゲイ・フィーリンが硫酸を顔面にかけられるという悲惨な事件が起きた。
この事件後のボリショイバレエ団の舞台裏に潜入し、ボリショイバレエ団の今をドキュメントした作品。
当然、事故関係者などに取材、裁判の様子も。
もともと、ボリショイバレエ団は、ソ連の最高芸術であり、政治の介入もあった。
バレエ団の中に対立するグループの存在も明らかに。
そして新総裁のもと、フィーリンが芸術監督に復帰。
しかし、彼らの確執は消えることはない。
美しいバレエの裏側のどろどろ。
一応、美しいバレエシーンや、練習風景など、バレーシーンもふんだん。
ただ、事件の影が強くて、バレー好きにも嫌われるかも。
今回の九州旅行、宮崎のにわか雨を除いて、天候に恵まれた。
気まま旅故、色んなハプニングはあったが、無事終了。
帰りは、宮崎から飛行機で。
お土産は
福岡の「めんべい」
鹿児島の「シロクマクッキーサンド」。
今年、九州を襲った大地震で、あちこちに被害が出たようだ。
早く復興してほしい。
復興割引を使わしてもらい、助かりました。
おすすめ度 ☆☆☆
１９７８年に実際に起きた少女誘拐事件を描いたサスペンス。
誘拐事件というと、日本映画「６４」を思わせるが、全く手法が異なる韓国版。
道士の存在。占い師として紹介されているが、道教を信仰し、修行。占いもするという。
映画では、、道士がなにか不思議な現象で突き動かされる様が描かれている。（この辺は我々には不可解）
最初、馬鹿にしていた刑事がだんだん、道士を信じるようになり、たしかにそれが、事件解決への道となる。
一方で、警察署内での主導権争いなど、日本と同様なものだなと考えさせられる。
キム·ユンソク（刑事）、ユ·ヘジン（道士）のベテランが、渋い演技で圧巻だ。
監督は、「友へ チング」のクァク・キョンテク。
二人の主人公は実在しており、最後に写真も出てきます。
実話ものだけに、韓国独特のえげつなさは控えめです。
宮崎の歩く大吊橋は、日本で２番目。
大分に大吊橋ができたため、２番目になった。
でも、その高さは１７３メートルと絶景だ。
照葉樹林が、きれい。
派手な衣装を凝らしたタクシー。他の観光場所をすっ飛ばして連れてくれた。（ただ、高額出費）
おすすめ度 ☆☆☆★
古代エジプトを舞台にしたアクションアドベンチャー。
なにしろ、神と人間が共存する世界。
スフィンクスが暴れ出したり、巨大な生物が飛び回ります。
私は２Ｄ字幕鑑賞ですが、３Ｄのほうがはるかに迫力があるでしょう。
神である王が死んで、弟がのっとり、王の子の目玉をくりぬきます。
人間の盗人青年が、恋人の頼みで、王の目玉を盗みに出かけますが、恋人は殺されてしまいます。
そこから、王子と盗人が共同して、悪王（弟）から目玉を取り返し、滅ぼすため、冒険に出かけます。
次から次と繰り広げられる、アクションの数々は、これでもかの連続です。
死んだ王の父・おじいさまは宇宙船にいるという設定。
時空を超えての大アクションです。
まあ、ゲーム感覚で、楽しむ分には申し分なしの展開で、ラストも万々歳。
宮崎 綾町 照葉樹林帯の町。
ここに、大吊橋があるというので出かけた。
タクシーで飛ばすこと、およそ１時間。
緑豊かな町。綾町へ。
今では、照葉樹林は、ここにしか群生していないという。
