おすすめ度 ☆☆★
2013年、ボリショイバレエ団の元スターダンサーにして芸術監督のセルゲイ・フィーリンが硫酸を顔面にかけられるという悲惨な事件が起きた。
この事件後のボリショイバレエ団の舞台裏に潜入し、ボリショイバレエ団の今をドキュメントした作品。
当然、事故関係者などに取材、裁判の様子も。
もともと、ボリショイバレエ団は、ソ連の最高芸術であり、政治の介入もあった。
バレエ団の中に対立するグループの存在も明らかに。
そして新総裁のもと、フィーリンが芸術監督に復帰。
しかし、彼らの確執は消えることはない。
美しいバレエの裏側のどろどろ。
一応、美しいバレエシーンや、練習風景など、バレーシーンもふんだん。
ただ、事件の影が強くて、バレー好きにも嫌われるかも。