おすすめ度 ☆☆★
アーノルド・シュワルツェネッガーが製作・主演した初のゾンビ映画。
でも、シュワちゃんが、ゾンビを滅多切りにするとか、ゾンビになって暴れまわるとか、そんな映画ではありません。
ゾンビになるのは、シュワちゃん演じるウェイドの娘マギーです。
世界中に謎のウィルスが蔓延。結果、多くの人がゾンビと化して世界は荒廃していった近未来。
マギーがウィルスに感染、施設に入れられたが、連れ出して看取るという話です。
考えてみれば、難病の患者と同じ扱いです。
まあ、たしかに、ゾンビとなった隣人を殺したり、マギーを隔離しようとやってきた保安官を阻止したり、かっこいい父親としても活躍しますが、主として、病に侵され徐々に病状が悪化する娘を抱えて苦悩する父親の姿がクローズアップされます。
95分の中編なので、話はまったりと進みますが、それなりに見せられます。
シュワちゃんの名で、呼び込む映画なのですが。