おすすめ度 ☆☆☆
PG12 子供たちの下ネタ話がやばい
こっそりと家を抜け出したトラヴィスとハリソン。アメリカ下町、そこから荒涼とした荒野へ。
そこに1台の車。幸い鍵は車の中、二人は、マリオカー並に車を走らせる。
その車は、パトカー。保安官ミッチェルは、死体を運んできて捨てにいっていた。
戻った彼の焦ること。車を拝借して自宅に帰り、無線で事態を把握。パトカーを取り戻しに。
この間抜けな保安官を演じるのは、ケビン・ベーコン。自ら製作も買って出ている。
だが、この映画の主役は子供たちだ。
子供たちの余裕と大人たちの焦りが対局的。
だが、子供たちも、いざ、本物の犯罪と対峙したときどうするのか。
これは、事件を通じての子供たちの成長物語だ。
88分の中尺を、スリリングかつコミカルにに展開する演出は見事。ジョン・ワッツ監督。