おすすめ度 ☆☆☆
異文化圏の映画好き ☆☆☆☆
ボリビアは、マヤ文明の国。
だが、開発が遅れ、スペイン語が話せない原住民は、貧しいまま取り残されている。
黒い灰の火山地帯で、農業を営む一家。トウモロコシを栽培、豚や鶏を飼っている。豚に酒を飲ませ交尾させたり、ヤギの喉をナイフであっさり切って料理したり、野性的だ。
そこの一人娘マリア。この地では美人なのだろう。典型的なマヤ顔。
父の仕事が安定しないので、土地持ちでコーヒー園の主任との結婚が前提のお付き合い。
だが、マヤは、アメリカ行きを夢見て、出稼ぎの男とできてしまい妊娠。男は一人出発。
妊娠が発覚。母はおろそうとするが失敗。
蛇退治のまじないに駆り出されるが、逆に蛇にかまれ大騒動。
都会へ出て、治療を受けるが、その間に、子供は死んでしまう。
だが、本当は、売り飛ばされていた。
この後半の出来事は、貧困故、言葉がわからぬ故、先住民が受ける差別を象徴している。
言葉がわからず、字が書けないことがどれだけ現代社会では重要か。
日本では、考えられないことが、いまだに世界では常識だ。
美しいマヤ文明と女たち。そのたくましさに、現実問題も飛ばされる。
でも、マリアの時代になって、教育も受けられ、きっと明るい未来が待っているだろう。
異文化圏の映画好き ☆☆☆☆
ボリビアは、マヤ文明の国。
だが、開発が遅れ、スペイン語が話せない原住民は、貧しいまま取り残されている。
黒い灰の火山地帯で、農業を営む一家。トウモロコシを栽培、豚や鶏を飼っている。豚に酒を飲ませ交尾させたり、ヤギの喉をナイフであっさり切って料理したり、野性的だ。
そこの一人娘マリア。この地では美人なのだろう。典型的なマヤ顔。
父の仕事が安定しないので、土地持ちでコーヒー園の主任との結婚が前提のお付き合い。
だが、マヤは、アメリカ行きを夢見て、出稼ぎの男とできてしまい妊娠。男は一人出発。
妊娠が発覚。母はおろそうとするが失敗。
蛇退治のまじないに駆り出されるが、逆に蛇にかまれ大騒動。
都会へ出て、治療を受けるが、その間に、子供は死んでしまう。
だが、本当は、売り飛ばされていた。
この後半の出来事は、貧困故、言葉がわからぬ故、先住民が受ける差別を象徴している。
言葉がわからず、字が書けないことがどれだけ現代社会では重要か。
日本では、考えられないことが、いまだに世界では常識だ。
美しいマヤ文明と女たち。そのたくましさに、現実問題も飛ばされる。
でも、マリアの時代になって、教育も受けられ、きっと明るい未来が待っているだろう。