おすすめ度 ☆☆☆★
ノルウェー ドキュメント映画
Maikoは、大阪出身。こてこての大阪弁。
ノルウェー国立バレエ団のプリンシパル(主役)。
25歳でプリンシパルとなったが、今回妊娠。
出産を克服して、再び「白鳥の湖」のプリンシパルを務めることに。
その間の家族の支えと、激しい練習。
それは見るものに感動を与えずにはおかない。
何で、ノルウェーなのか。
それは、彼女の身長にある。172㎝。日本では彼女に見合う男性がいないのだ。
15歳でイギリスの名門ロイヤルバレエスクールに入学。言葉もわからないのに、単身乗り込んだ根性が素晴らしい。母親譲りらしい。
彼女、この映画が日本で公開される前に、TBSの「世界の日本人妻」、日本テレビの「ぐっと地球便・ノルウェー」に出演していた。
もう一つバックとして、夫の協力と、ノルウェーの「女性の出産後のフォロー」の制度がしっかりしていることが挙げられる。
白鳥の湖は、一人二役を演じ分け、連続32回転の難関が待ち受けるクラシックバレエでも指折りの難役。さらに、若い代役も現れ、至難を乗り越える。
72分の感動物語だ。