ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「メガバンク 最終決戦 上巻」、波多野聖が原作の経済ものドラマ!

2016-09-28 17:17:00 | ドラマ

おすすめ度 ☆☆☆★

WOWOWで、2016年2月14日から2016年3月20日まで放映された経済ドラマ。

ツタヤで先行レンタル 3巻に分かれている。

東西帝都EFG銀行(TEFG)が舞台。三菱東京UFJ銀行に酷似。

財閥系の帝都銀行が実質取り切っており、頭取ほか主要ポストを握っている。

敏腕ディーラーの桂(椎名桔平)は、帝都ではないが為替部門の専務にまで上り詰めている。

頭取が、欲をかいて、帝都の名前にしてほしいと金融長官に泣きつき、長期国債を買わされる。

その後、国債が暴落し、銀行は多額の負債を抱えることに。

それが知られると、取り付け騒ぎになるので極秘にするが、どこかから漏れて、取り付け騒ぎに。

総務部部長代理の機転で、取り付けは収まる。

金融庁長官に泣きついて、国債取引を先延ばしにしてもらい、いったんは落着。

椎名桔平の専務の貫禄がこの映画の肝。

なかなかここまで才走れる役者は少ない。

総務部部長代理の桐谷が後を追うようだが、まだ未熟。

頭取と堂々とやり合い、部下をしかりながらこき使う様は、現在の企業の部門トップの姿とダブル。

危機を巧みにすり抜けるすべを心得ており、光っている。

椎名桔平なしにこの映画は、成功しなかっただろう。

なかなか迫力ある展開だ。

経済知識は必要だが、深くなくてもついて行ける。

 

 

 

 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする